80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

勝つ !!

2016年01月15日 07時55分50秒 | 考える
自分の存在が、とてつもなく薄い。
自らの存在感が、ほとんど感じられない。 

たとえ悪役でもいい。
悪役の、あの存在感がいい。

憎みきれない悪役。
あの魅力あるキャラクターが欲しい。
 

しかし、悲しいことだが。
今の私では、ヒーローはもとより、悪役にもなれない。
だが、それでも、私は生きていかねばならない


お年寄りの健康障害を発見する第一歩は、身体状況の観察、そして把握とか。
風来居士の身体状況や如何に?


それはさておいて、

成功パターンを持つ。
代行者との連携。
・・・単独で、何もかもこなすのは不可能だ。


時間の流れは一定、一時的だ。 
過ぎ去った時間は、もう取り返すことが出来ない。 
人は、常に変化していく。

どんな銘茶でも、時間が経ちすぎては、味も香りも飛んでしまう。 
賞味期限はどんなものにもある。
そう、人間にも・・・。
私の場合、賞味期限はもとより、消費期限すら、とうの昔に過ぎている。 


時、ここに至っては、為すこと総てが、ある意味、無駄でしかない。
そう思えてくる。


歳をとると、総ての努力、行動が、ほとんど無駄骨になる。
それは致し方のないことだ。
腹をくくるしかない。
所詮は、人間(?)のやることだ。

「へぇ、それでも、一応は人間のつもりだったんだ。」 
そんな声が聞こえてくる。


知り合いを増やそう。
そうして、何よりも、名前を覚える。 
差別化 ・ 個別化。
そこから、総てが始まる。

昔から、私は、なかなか知人の名前が覚えられない。
そもそも、難聴で相手の名乗りが聞き取りにくい。
といって、何度も聞き返すのも悪いと思ってしまう。
つまるところ、脳の記憶面に刻み込みづらい。
これは本当に困った事だ。


今年は何とかしたいと思っている。
何とかなるだろうか?
来年も同じ事を言っているような気がする。
 

「・・・今年こそは・・・。」


どんな些細な勝利でも、
一度自分に勝つと人間は急に強くなれるものである。
マキシム・ゴーリキー
(「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」本田季伸  かんき出版)



今年、古稀。
一度だけでも、自分に勝つ !! 
そこから総てが始まりそうな気がする。