仙南地域情報ブログ「見てイガイん!仙南の魅力」

宮城県仙南地域の魅力を発信していきます。

~民話の里を巡って~村田町姥ヶ懐(うばがふところ)集落パート1

2015年02月16日 | 観光情報

 村田町から県道25号線を岩沼方面に向かった先にある「姥ヶ懐(姥ヶ懐)民話の里」の紹介です。
 ここは村田町に伝わる民話や伝説に関するものや、昔ながらの姿を残す建造物を見学することができます。今回は2回にわたって紹介していきたいと思います。

 まず最初は「牛石」の紹介です。県道25号線を岩沼方面に進むと、右手側に白い球形の石像がいくつも並んでいる「雪の広場」があります。その反対側の切り立った岩肌にそれはあります。

      

 かつて、京都の貴族が従者や牛の一行をつれてここを訪れたとき休憩をとりました。やがて、出発の時がやってきましたが、一行のなかでも最も大きな牛が何をしても目覚めず、やむなくその牛を置いて旅路に戻りました。その牛はその後も眠り続け、やがて石のような姿になり、今でもここに横たわっています。

 次は「姥の黒松」の紹介です。「牛石」から再び岩沼方面に向かうと右手側に日時計がたたずむ「月の広場」があります。それを過ぎしばらく行くと、右手側に横たわっているそれを見ることができます。

     

 「姥の黒松」は、かつて源氏によって倒された平泉の藤原氏の霊を慰めるために山の頂上に植えられたとされています。何百年もの間、歴史を見守ってきた「姥の黒松」は樹齢700年余と言われ、その枝ぶりの良さで有名でした。しかし、松食い虫の被害によって枯れてしまったため、人里離れた山奥から民話の里まで運ばれ、今でも守り神として祀られています。
 次回は「旧八巻家住宅」、「夫婦水車」と「姥の手掛石」を紹介します。

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仙南のチョコレート菓子「初コラータ」!

2015年02月16日 | グルメ情報


先週末の土曜日はバレンタインデーでしたね

バレンタインと言えば、チョコレート

仙南が誇るチョコレート菓子と言えば・・・,「初(ショ)コラータ」です

川崎町出身である支倉常長が、
伊達政宗の命を受け,慶長遺欧使節としてスペインへ渡った際に,
チョコレートを食べたと言われており、
常長は「初めてチョコレートを食べた日本人」のようです

これにちなんで作られたのが「初コラータ」です


スペイン語でチョコを意味する「ショコラータ」と、

初めてチョコを口にしたという意味を込めて命名されたそうです

スペイン産アーモンド粉やオレンジが使われているようで、
オレンジピールがいいアクセントになっており、
一口サイズで食べやすいです

バレンタインに限らず、
川崎町に訪れた際には、お土産に買われてはいかがでしょうか


                                                        (地方振興部 M.H)

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