無人島に生きる十六人 (新潮文庫) | |
須川 邦彦 | |
新潮社 |
新潮文庫の100冊
暑い頃買って積んでおいた本です
名作 『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話というPOPに惹かれて購入。
須川邦彦さん初読。
明治13年生まれ昭和24年没
でも、ワクワクしながら読みました。
龍涎香だけ辞書をひきました。
マッコウクジラの胆嚢結石からつくる香料だそうです、全然香りが想像できませんけど。
明治36年の遭難。
漁師たちは帆布から漁網まで作り出す器用さ。
海水を蒸留して飲み水まで得る。
残された乏しい道具で井戸を掘ることもお手のもの。
この時代だからこそ、一人も欠けることなく無人島暮らしができたのかなぁ。
火をおこすことさえできないわたしたち世代には想像もできない暮らし。
もし、私が無人島へ流されるなら
高校の時一度しか読んでいない
風と共に去りぬ
を再読したいですね。
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