950日目

あの日から950日。
あっという間だったと思う自分と
長かったなぁと思う自分。

息子は、どう思ってるだろう。

今でも時々復学した時の
数学が全然できなかった頃の口惜しさを口にする君。

周りから見れば復学できたことさえ奇跡的なことなのに
当時の記憶がない君には、
ただただ歯がゆいことだったんだね。

950日のうち、920日ぐらいを支えてくれた彼女ちゃんにはフラれちゃったけど
さほど落ち込むこともないね。

保険屋のアンケートを預かって1か月弱。
なかなか回答できない。
あの日以前の君と今の君を比べることは
ワタシには辛いのよ。

今の君が君の全てだと認めるために
過去の君をできるだけ思い出さないようにしてきたから。

とにかく、今日も君が笑顔で
バイトに出かけたこと、それだけに感謝します。