急変を知らせる電話からわずか1週間。あっと言う間だった。
1年8ヶ月の闘病を終えて、叔父は最後は笑顔だった。
娘たちに病院での顔じゃなくて、この笑顔を覚えておいてねと話した。
それにしても、叔父が最愛の叔母をおいてこんなに早く逝くとは思わなかった。
どんな形でも、家に帰りたかったのかなぁ?
私たちでさえ、こんなに寂しいのだから、叔母の寂しさは格別だと思う。
従弟の喪主も立派だった。
「長男だなんて意識したことなかった」
と言って笑った従弟だけど、立派に長男としての役目を果たしていた。
今日はもう初七日。
お兄ちゃん、自分の足で歩いてる? 声が出てる?
おじいちゃん、おばあちゃんには会えた?