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折口さんの小色紙盗まれた

2014-03-21 08:54:39 | 社会現象
折口信夫さんの小色紙盗まれる。この色紙は昭和四十年代に私が初めて買った色紙である。古書通信で買い本物かどうか私には初めての折口さんの筆跡見たのと余りにも達筆で迢空とあり、若きとき苦しみしーーの歌だった。それを持って当時瀬田に住んでおられた池田弥三郎さん宅に飛込みこれ折口先生の色紙ですかと尋ねた色紙である。二十年ほど前無くしたら困ると考えて掛け軸にした。偶に床に掛けていたがこの二三年は箱に入れたままガラクタの軸と一つの箱に入れて置いていた。母屋の中ガラクタ一杯であまり気にもかけて居なかったが三日前アルバムを入れている箱の所に行くとそこに掛け軸の空箱二個、箱空にしているのを見つけてあれ、俺こんな所で箱開けた覚えないと思い掛け軸を入れた段ボールの箱を見ると全部の箱開けて中の軸だけ積み重ねてあるのでやられたと思い全部確認すると折口さんの軸と俳人の箱書きある軸が無い。折口さんの色紙よっぽどの好き者でないと達筆だけは解るが迢空とはなかなか読めない。知っている者でないとダメな仕業か。それとも達筆だから持っていったか。働きだして初めて買った色紙である。何時やられたか解らないがこの三か月くらいの間と思う。