家の牡丹三凛咲いていたが早くも二凛咲き終わり後に残った牡丹はば～さんになっている一凛残して散って行った、美人薄明とは昔の人は良く言ったと感心している、この二三年肥料も撒かずに置いていたので痩せた枝に三凛咲かせて終わりにするつもりか、昨年は一凛しか咲かなかったので今年三凛はちとおかしい、まさかさようならの意味では無いだろうな、少しでも動けるようになったら納屋の中に肥料有るか探してみる、我が家の象徴が私より先に行っては困る。
朝弁当買いに行こうとして車のとこに行くと側の牡丹は八部咲きになっていて二番目の蕾から一センチ位可愛らしい顔のぞかせていた、今年は三つの牡丹の蕾が見えるから牡丹三つ咲く事になる、確か昨年は一つしか咲かなかったが今年は増えた、九十何歳の牡丹の木の太さは直径一センチ無い位痩せ細っていて何年も前から今にも倒れそうな感じの風景である、我が家では私と牡丹どちらが後に残るかと競争している感じ。
七時前に起きて母屋に行く途中入口の方見ると一つ有った牡丹の蕾から深紅の牡丹の色が見えてので今年も我が家は大丈夫と思いながら母屋に行った、昭和四年に母屋立ててから直ぐに表の竹藪の中から牡丹取って来て入り口に植えたのが痩せ細った我が家の象徴である深紅の美人の牡丹である。昨年は足から下がヤラレテ牡丹の周りは草の伸び放題で肥料もやる事出来なかったが一輪顔出している。牡丹の廻りには一メートル五十センチ位の四角になっていて私がボケないようにと六十才前から集め出したボケの花が今満開であるがボケはピンクに白が混じった花が一番可愛い小中学生の可愛い花である。我が家の牡丹は深紅の大人の美人を思わせる色、形している牡丹で有るので知って居る人は見に来るが現在の草茫々に囲まれた深紅の牡丹では背景が悪いからな、草一杯の庭と一緒に見て貰わないといけないから残念である。これも薬の副作用の性である。牡丹は夕方には三センチ以上に伸びていた。
我が家の象徴の入口に有る牡丹、今年は咲かないと思っていたら痩せて骨だけの枝に少し前から蕾らしいふくらみが出て来ていたが最近は三センチ位の大きさにまで膨らんできているので今年も何とか我が家の牡丹が見えるらしい、この家を建てた時表の竹藪から持って来て入り口に植えたのが始まりで痩せ細って居る枝に今年も牡丹が咲いてまだ石川家ここに有りと宣伝してくれる我が家の象徴が現れて周りの小枝からも牡丹の枝が伸び出している、我が家の牡丹と私とどちらが長生きするかの競争になって居る。私が亡くなれば家取り壊すから我が家の牡丹も共にこの世から居なくなるから共に少しでも長生きして牡丹の花を見たいなとの感じでこのブログ書いている。濃いピンクの牡丹が間もなく咲いて座れば牡丹の美人の姿見せてくれる。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花の美人の牡丹である。
山芋の蔓、ドクダミ等に覆われている我が家の入口に有る牡丹をよく見ると痩せた細い枝に牡丹の芽みたいな物が見えているのでまだ飢死して居ないで今年も一輪位の深紅の牡丹が咲くかも知れないと喜んでいる、昨年までの足の痛さなら何とか牡丹の周りの草など除けたが七八月のリハビリで完全に足やられているので蔓など切り取る事が出来ないので悔しくて堪らない、百才近い牡丹なので細い痩せた枝に紫掛った物が出て来ている感じで見ているが私の眼がやられているので見続けられないのでまだはっきりとは解らないが牡丹ももう少し生きてくれると私も元気付けられて後何年か生きられると思うから牡丹に運を任せている。今まで長生きして生き方知って居る牡丹だから今年も花咲かせて見せてくれるように祈って居る。