関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

郷土の先人、池田勇作・郁を忍ぶ

2008年03月16日 | 市政全般

15日(土)、治安維持法犠牲者:池田勇作と郁を追悼する会に参加しました。

 池田勇作という人は、鶴岡出身の戦前の日本共産党活動家で、鶴岡で労働者の文化運動を起こした後上京、論壇で全国的に注目される活動をおこなった方、郁とはその妻であった方で、勇作は治安維持法で投獄されて獄死、郁も投獄され、出獄後ほど亡くなったと言います。

 この日おこなわれた元日本共産党衆議院議員の松本善明氏の記念講演では、
 勇作が、「天皇制に反対し、侵略戦争に反対する」という、当時の日本では命がけの活動で、労働者向けの雑誌を創刊するなど粘り強い組織活動に取り組みながら、「経済日本」の懸賞に一等入選するなど、作家としては檜舞台で活躍していたことなどを紹介、
 「あの時代を語り、受け継ぐために」として、映画『母べえ』や、亡妻いわさきちひろの作品を紹介しながらのお話をされました。

 この鶴岡に、これほどの活動をおこない、わずか30才で生涯を閉じた偉人がいたことに、大きな感銘を受けました。

 この日の会は、地元はもちろん、全国からの参加も含めて250名余り集まり、大変な盛会でした。



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