30日に福田康夫首相と民主党小沢代表の党首会談がおこなわれました。
一体何が話し合われたかも公にされず、そしてそういう会談のために予定されていた国会の審議日程がつぶされました。
日本共産党の志位委員長は、「少なくともここ十年ほどの間、特定の二党だけで党首会談をやり、他の党を除外するやり方をみたことはない」と言っています。
マスコミ報道によれば、テロ対策特別措置法などの問題をめぐって、「自民党と民主党の大連立」が協議されたようだと言います。
日本共産党は、民主党がもともと自民党と基本路線を一にする政党であり、参議院選挙で示された、「自公政治ノー」の国民の声に応えて政治を変える方針を持っていない政党であると見なければならないと考えています。
しかし、そのような政党であろうとも、先の参議院選挙では、国民要求を反映したいくつかの公約を掲げて、自公政権と「対決」する姿勢を示していました。
国民の利益になることがあれば、路線の違いを超えて大いに協力・共同していこうというのが私たちの立場です。(国会でも、市政でも同じです)
そういう立場からしても、 「密室協議」としか見られないやり方で、国会を脇において自民党との協議を始めた民主党の姿勢には、疑念を持たざるを得ません。
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