関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

後期高齢者医療制度、いいものですか?~一方的な国保研修会~

2008年10月21日 | 医療・介護・福祉など社会保障

 10月20日(月)、遊佐町でおこなわれた庄内国保研修会に参加しました。

 内容は、5市町の情報交換と、「国民健康保険等医療保険制度をめぐる諸情勢」「胃腸の病気と検診について」の二つの講演でした。  

 「国民健康保険・・」の講演では「国民医療費が増えてどうにもならなくなったので、削減しなければならない」という立場からの話しで、

 「公費が9割も入っている医療保険制度など無い。これでは生活保護と同じ」
  (私見:日本の医療保険が社会保障制度の一つであるという基本的な認識が無い!)
 「介護保険でも、選挙権でも年齢で区別しており、後期高齢者医療制度の75才線引きも差別ではない」 (私見:線引きして優遇するならともかく、酷い目に遭わせるのは差別でしょう)
 「後期高齢者医療制度で負担が増えたのは、これまで世帯主の扶養になっていた人だけ」
  (私見:保険料減額の経過措置をとっているからに過ぎません。)
 などなど、放言のし放題でした。
 
 講師は、県国保連合会常務ということでしたが、このような認識で国保が運営されているのでは、高すぎる保険料を取られて汲々としている市民は浮かばれません。

 一方的な内容で、有益な研修とは言い難いものでした。

  もう一つの、酒田地区医師会長さんの講演は、地域医療の実情をデータを示して教えてくれもので、大変有益でした。


農林水産まつり

2008年10月21日 | 市政全般

 19日(日)、小真木原運動公園内で開催された農林水産まつりを見てきました。
 旧5町村毎の出店を始めとして会場一杯に広がるテントを見ると、鶴岡の農林水産品の豊かさが改めて実感されます。
 
 9月議会で林業と建設業等関連産業の振興を取り上げたこともあって、今回は特にその分野に目がいきました。
 製材・建築関係の方々もたくさんのコーナーを設けてまつりを盛り上げています。
 ちなみに私は2年前にここで、12cm×約80cm×900cmの板材を買い、2卓のテーブルを作ったのですが、その時に伺ったお話では、「この場ではほとんど売れない」とのこと。運搬費用も相当かかるでしょうから、とてももったいないことだと思いました。
 参加して下さる方全員にメリットのある行事にしたいものです。

「わらの文化」の作品です

 それやこれやをゆっくり眺めて歩く積もりでしたが、うちのおかみさんが農産物を「今晩のおかずに、美味しそうなものばかり!」と買い漁るものですから、運搬係として重労働をさせられました。