goo blog サービス終了のお知らせ 

石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

上山田 クサ地蔵

2010年08月11日 | 石仏

     天理市上山田にクサ地蔵があります。

     クサとは、できものの事で、草ではありません。

     しかし、昔に来た時は道も狭く川も護岸工事されていなかったので

     夏草が茫々と茂ってお地蔵さんが何処に彫ってあるのか判らない状態でしたので

     昔の写真がありません。夏草の中に隠れていたので草むら地蔵と呼んでいました。

     今は、きれいに草刈されて何時でも見る事が出来ます。

説明版もあります

 

昔は草に隠れていました

 

ちょとだけヨダレかけを外させて貰いました・・・

 


蝋燭の灯り

2010年08月10日 | 石仏

     奈良は今、燈花会で賑っています。蝋燭の灯りは好いものですね。

     三十数年前にふと、夜の石仏を撮ってみたくなって、蝋燭を持って当尾へ出かけました。

     当尾には愛宕灯籠と言う独特の形をした石灯籠があります。

     まずはそれに灯をともして見ました。

日中の愛宕灯籠

 

夜の愛宕灯籠

 

西小墓地近くの石仏たち

日中はこんな感じ

 

 背景が真っ暗で幽玄な石仏

 

蝋燭の灯りって好いものですねぇ


米谷 庵山の双仏石

2010年08月09日 | 石仏

     五ヶ谷インター付近にある庵山の頂上付近に大きな岩が露出していて

     地蔵と阿弥陀が彫られています。

奈良市米谷町

 

     地蔵と阿弥陀の双仏石の場合向かって右に阿弥陀左に地蔵というものが

     通例ですが、この双仏石は右に地蔵左に阿弥陀となっています。

     石の中央部を斜めに石英脈が走り、まるで左の阿弥陀さんが

     袈裟懸けに斬られた様に見えます。


米谷 不動磨崖仏

2010年08月08日 | 石仏

     七廻峠から旧道を降りた所が奈良市米谷町

     集落の上手の谷あいに小さな流れ滝があり、そこに不動磨崖仏があります。

奈良市米谷町

 

右手の岩に蓮華座上に月輪を刻んで、薬師、多聞天の種子「バイ」を刻んでいます。

 


七廻峠 地蔵石龕仏

2010年08月07日 | 今昔

     永照寺上之坊から米谷への旧道を行くと、七廻峠がある。

     石龕に入った受け取り地蔵や不動明王

     その他、多数の石仏や石塔がある。

      現在はどうなっているのか気になって、久しぶりに訪ねてみた。

 

 約三十年前

 

 

 

 

 

約三十年後

 

 

 

     七廻峠の石仏達は三十年経っても殆ど変わりません・・・


永照寺上之坊 不動石龕仏

2010年08月06日 | 石仏

     天理市福住町別所に永照寺上之坊がある。

     山門の代わりに二本の大きな杉の木があり、婆羅門杉と呼ばれている。

永照寺上之坊

 

     石段の右側に石龕があり、中には不動明王石仏が祀られています。

 

     境内には枯れ葉に埋もれた不動明王石仏があります。

なかなか好い雰囲気


下入田 阿弥陀笠石仏

2010年08月05日 | 今昔

三十年前に撮影した時は、道から一段下がった所にあり

すぐ横を小川が流れていて、他では見ない石仏で

なかなか好い雰囲気だった。

 

天理市福住町下入田

 

石仏撮影を再開して、久しぶりに撮影に行くと・・・

あれ?なにか違う・・・

 

なんと、川から上がって居られました。

え~なんで~?ちょっとショックでしたが

よく見ると足の下の蓮華座が見えます。

昔は、あんな所まで埋まっていたんですね。

まぁ、今まで見る事が出来なかった所が見られたので

良しとしましょう。

 

 


月ヶ瀬 尾山 真福寺

2010年08月02日 | 石仏

     尾山の細い道を上がって行くと真福寺があります。

     ここの境内に桃香野の千体仏の様な多尊仏があります。

 月ヶ瀬 尾山

中央のものは二尊を三段にした珍しい六地蔵です

右のものは上段に三体下段に十二体あります 

真福寺