イーストラ半島の真珠・ロヴィーニ

こんにちは。中村です
ロヴィーニは、クロアチアのイーストラ半島西岸に位置する小さな町です。

私は、数多くあるクロアチアの美しい街の中でも
とりわけこのロヴィーニの雰囲気が好きです
小さな島の上に街が築かれ、その後、埋め立てられて本土と繋がり、
街は広がっていきました。
小高い丘の島まで、まるでイーストラ半島の真珠のようです。



かつての小島が現在、旧市街となっています
イーストラ半島は、イタリアのベネチアと長い間、歴史を共有してきたため、
各都市はベネチアの影響を強く受けおり、ロヴィーニもその一つです。



ロヴィーニの全景
カラフルな家の壁も鄙びた感じで、情緒があって好きですね

ロヴィーニ旧市街の中央には、イーストラ半島最大のバロック様式の教会である
聖エウフェミア教会があります。
鐘楼の上では、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの迫害によって殉教した
聖女エウフェミアのブロンズ像が風見鶏になっています。



一歩旧市街へ足を踏み入れると迷路のような細い小路が続きます
おしゃれなお店をのぞきながらの小路散策もまた楽しいです



こちらは港から見た旧市街の全景

ロヴィーニから南へ下り、イーストラ半島の南端につくと
半島最大の町・プーラがあります。



ローマ時代のプーラの円形闘技場。
外壁が高く非常に迫力がある円形闘技場です。
２３０００人を収容出来たそうです。



この円形闘技場は、遺跡群の中にあるのではなく、
プーラの中心へ向っていくと、街の中に突然現れます。
入口の前には道路があり、現在と１８００年前の建築物が
融合していて不思議な感じがしました。
（中村 亜希子）


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