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岩見沢市議会第3回定例会 市民が利用出来る幾春別川岩見沢消流雪用水導入事業へ

2021年09月10日 | 岩見沢市議会
市民が利用出来る幾春別川岩見沢消流雪用水導入事業について 

前向きな回答は皆無でした。雪のやり場への光明が消えていきます。


[質問全文]この様に質問しました。質問日2021年9月10日(金)岩見沢市議会



[回答は全くかみ合わず回答要旨は質問の下に簡単に記します]

異常気象が続く中、今年の雪はと雪の始末のことを考えなくてはならない季節が近づいてきています。


 国土交通省では、北陸、東北、北海道などの豪雪地帯において冬期に安全で快適な生活環境を確保するため、水量の豊富な川から市街地を流れる中小河川等に消流雪用水を供給する消流雪用水導入事業を実施しています。この事業は地域住民が導水した川に雪を投げ込むシステムです。
 幾春別川岩見沢消流雪用水導入事業は利根別川の岩見沢市街地地区4キロにわたり消流雪に対応して工事を行っており、その間の地域住民が利根別川に雪を投げ込み流すことが可能です。


 ですから、幾春別川岩見沢消流雪用水導入事業のパンフレットの記述は当然のことを書いています。
 市民生活を支える取り組みとして「・・でもこれからは、幾春別川から水を汲み上げて利根別川に導水することにより、皆さんが捨てた雪をスムーズに運んでくれます。」とパンフレットに書かれているように地域住民がこのシステムを活用するようになれば多様な雪の処理が可能になり雪処理の一歩前進となります。


 私が幾春別川消流雪を知ったのは9年前2012年7月7日消流雪用水貯水池公園探索会&環境美化活動の参加でした。そのときにパンフレットをいただき、ポンプ室の見学、説明を受けました。説明の中で本格的に稼働したのは2012年にかけての大豪雪だったこともわかりました。それから9年たちますが市民の利用についての報道はありませんでした。


 このパンフレットについて市長は今年の第一回定例会で問い合わせ先が「平成14年度いっぱいでなくなった部局でございまして、かなり随分前の話」と話されましたが、先ほど述べましたが平成24年に手渡され説明を受けたのです。
 加えて私自身が同年岩見沢河川事務所で全く同一のパンフレットをいただいております。ですから消流雪用水導入事業を説明する唯一のパンフレットと考えるのが当然です。


 古い物だと一蹴すべきではありません。古いからといって制度がなくなることも無いと考えます。


 この件を質問した第一回定例会以降、かつて札幌建設管理部岩見沢出張所に勤務していた方から利根別川の工事は市民が雪を投げることが出来るようにとして行ったはずだが、とのお話も参りましたし、国を含む多様な方からのお話も伺いました。


 その結果本来はパンフレットの通り消流雪で冬の暮らしを変える、市民の利用が目的で、除雪ロータリー車で雪を投げ込む目的で作った事業では無いと思うのです。


 そこで、
幾春別川岩見沢消流雪用水導入事業の目的や役割分担・維持などについて伺います。

① どのような目的で計画されたか。

② この事業の建設に際し国、道、市はどのような役割分担を行ったのか。
③ 現在この事業の運営・維持を国、道、市はどのように行っているのか。


 市は幾春別川からの水の飲み口いわゆる揚水機場の運転については市の方で行っていると思いますが、運転は直営なのか民間委託なのか、揚水機場の運転した月や日数などについて伺います。
 国や道はどのような維持管理を行っているのか伺います。

幾春別川岩見沢消流雪用水導入事業の広報パンフレットと現状の違いについて
伺います。
 令和3年第一回定例会市長答弁では市民が雪を捨てることは出来ない趣旨の答弁をされておりますが、そうであれば 
 市民が雪を捨てることが出来る利用目的がなぜ変更されたのか。を伺います。

 地域住民が利用出来ないのであれば国土交通省消流雪用水導入事業の趣旨に反するのでは無いでしょうか、この点をどうお考えでしょうか。

 昨年の豪雪の経験からも、岩見沢市民にとって冬の雪の処理はとてもエネルギーのいる大変な仕事です。こんなに良いシステムがあるのになぜ使用できないのでしょうか。


地域住民のために他都市のように利用出来るような方策はないのですか。


市民が使えるようにすべきと考えますがいかがですか。
コメント
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