ナミゲンゴロウは、池沼や放棄水田、湿地に生息する水生昆虫で、
日本に約130種類程生息するゲンゴロウの代表種です。
成虫は、全長34から42mmの比較的平たい卵形で、体色は、暗めのグリーン。
飛翔能力もあります。
オス・メス比較では、オスの方が光沢が強く、オスの前足には吸盤があり、
それが雌雄の判別となります。
ゲンゴロウの減少
1950年代までは池や水田に普通に生息し、「田んぼの昆虫」といえば
ナミゲンゴロウとタガメが代表でした。
水田の農薬使用、池沼の埋め立て、水質汚染、水田の乾田化、
ブラックバスやアメリカザリガニによる食害、業者やマニアによる
無秩序な採集により、激減が起き、絶滅危惧II類 (VU)に指定されています。
現在は、山里の池沼に行かないとその姿を見ることができません。
生態
幼虫は動くものなら何でも襲って食べます。
成虫は、流線型の体型、効率よく水を掻くことができる
ブラシ状の毛がある長く太い後脚、水中での呼吸用の空気を
溜めることのできる構造など、遊泳に適した体の構造を持ち、
獲物を求めて活発に泳ぎ回ります。
成虫は幼虫と同様肉食性であり、弱った小魚、甲殻類、
水生小動物などの獲物を捕獲します。
里山で運よくナミゲンゴロウを見ることができれば、捕獲せず見守ってあげてください。
日本に約130種類程生息するゲンゴロウの代表種です。
成虫は、全長34から42mmの比較的平たい卵形で、体色は、暗めのグリーン。
飛翔能力もあります。
オス・メス比較では、オスの方が光沢が強く、オスの前足には吸盤があり、
それが雌雄の判別となります。
ゲンゴロウの減少
1950年代までは池や水田に普通に生息し、「田んぼの昆虫」といえば
ナミゲンゴロウとタガメが代表でした。
水田の農薬使用、池沼の埋め立て、水質汚染、水田の乾田化、
ブラックバスやアメリカザリガニによる食害、業者やマニアによる
無秩序な採集により、激減が起き、絶滅危惧II類 (VU)に指定されています。
現在は、山里の池沼に行かないとその姿を見ることができません。
生態
幼虫は動くものなら何でも襲って食べます。
成虫は、流線型の体型、効率よく水を掻くことができる
ブラシ状の毛がある長く太い後脚、水中での呼吸用の空気を
溜めることのできる構造など、遊泳に適した体の構造を持ち、
獲物を求めて活発に泳ぎ回ります。
成虫は幼虫と同様肉食性であり、弱った小魚、甲殻類、
水生小動物などの獲物を捕獲します。
里山で運よくナミゲンゴロウを見ることができれば、捕獲せず見守ってあげてください。