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ナマズに新種 タニガワナマズ

2018-08-18 18:11:11 | 
滋賀県立琵琶湖博物館(同県草津市)などのチームは8/17、三重県伊勢湾の川で見つかったナマズを
国内4種目となる新種「タニガワナマズ」と確認した。


日本には、今まで下記の3種が生息。
•マナマズ
•ビワコオオナマズ
•イワトコナマズ

 新種は、体色や歯の形はイワトコナマズによく似ているが、その他いくつかの部位の形はマナマズに類似。
新種の腹側には模様があることが区別できる特徴です。


マナマズの主な生息域は川の下流や沼、水路に生息するが、新種は中上流域の谷川に生息し、
イワトコナマズと比べ細長い体つきをしています。
日本での生息地域は、三重、愛知、岐阜、長野、静岡各県の川です。



タニガワナマズは、9/8〜11/25に滋賀県立琵琶湖博物館*で他の3種とともに展示されます。
*草津市下物町1091
  JR草津駅から近江鉄道バスに乗り、25分ほどで「びわこ博物館」下車すぐ。
  車なら、名神高速「栗東IC」から約30分の琵琶湖に面したところです。