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9月が見頃のクコの花

2019-09-03 17:34:42 | 植物
クコは、中国から伝わった食用や薬用に利用される落葉低木樹。
・海岸、河原、田畑の畦、空き地の周囲など、人の手が加わりやすく、高木が生えきれない環境によく生える。
ある程度湿り気のある水辺の砂地を好む。
・花はナスに似た淡い紫色で、晩夏から初秋まで続く。




・実は長い間、木の上に残り、翌年の花期に熟すため、花と実が一緒にできたように見える。
・実は赤い卵型で、直径1センチ程度。水分が多く、アミノ酸やタンパク質のほかアルカロイド物質が含まれる。



・種は一つの実に10粒程度入り、形状は白ゴマに似る。
・株全体が薬用にされ、果実は酒に漬けこんでクコ酒にするほか、生食やドライフルーツでも利用される。
薬膳として粥の具や杏仁豆腐のトッピングにもされる。主な効能は血圧降下、解熱など。
・芽を出す力は強く、剪定にも耐える。ただし、つる状にヒョロヒョロと伸びる。