上野西部地区で「泊船内覧会」の募集があって、本日7/19午後1時~
行って参りました。
夏空が似合う「中庭」に懐かしさを思い出し、
多くのご縁があったわけではないけど、あれから60数年が経ち、
再び蘇った姿を、今!見ておかないと何も語れないなと…
懐かしさの溢れる玄関から順に、思い出す風景はどんなんでしょうか?

コンクリート製の雨どいから空冷の水が落ちるサマ、
これが雨の日は、滝のように流れるんだよと。
建築当時から携わっておられた方が、たまたま隣におられて…
当時の風景を懐かしそうに語られていました。

坂倉さん設計の椅子、復活の窓際、絵画のようです。

ここは、ホテル「泊船」のフロントです。
観光案内所ではありません、お間違いなく💦
奥(北側ですが)に見えるのは「伊賀百貨」というお土産処ですね、
では、行きますか…

観光案内所は、売店の奥にありますが…
ここでおもてなし?(「?」は老婆心です💦)
その隣の空間は来年会館予定の「図書館」。
まだ本を書棚に並べられる段階(時期)ではないそうで、
大事な本にいろんな化学的なものの匂いが移らないようにとの配慮だそう。
ここらをキッチリと市民には伝えるべきではないかと、思ったり…
そうそう、せっかく「
泊船」内覧会だったのに、
お部屋を載せなくては…一番いいお部屋=元市長室のそのお部屋から見える景色は
「上野市駅のマンサード屋根と電車」。このタイミングで電車が来てくれてありがとう💗

一番広いお部屋ですね。
さて、もう一つ解放されていたお部屋は、ここも角部屋。
なので広い空間で、ここにも坂倉さんデザインの応接セットでゆったりと。
2階から見えるのは、いつもの馴染みの風景。
でもね、視点が変わるとエエ感じです。

三枚目は「喫茶ルーム」から見た西側の「西小学校体育館」。
これもモダニズム建築の一環の建物。
私が卒業式の時に、やっと出来た体育館、今も健在のこの姿。絵になるかも…
では外に出て「外観」。

「芭蕉さんの『自然』」はちょっと場所移動しました、柳は健在。
「旧上野市庁舎」は伊賀市の文化財であるとともに「日本の20世紀遺産20選」の一つ。
最後に

「升かふて 分別かわる 月見かな」芭蕉さん。
はっきり句碑が見えるようになりました✋
※参考記事はこちら→「美術手帖」2025.7.11付より
『
坂倉準三建築の名作がホテルとして再生。公共図書館と一体となった新しいかたちの宿泊施設』
再出発を静かに見守りたいと思います。
明日は「コンサート」があります。
ではまた