青山あっちこっち「メナード青山ハーブガーデン」&「青山高原から奥山愛宕神社」へ、後編

2024-05-21 14:29:53 | 花や風景など
前回、書き忘れたこと。
昔、伊賀国と伊勢国の国境にある「布引峠」(標高583mらしい)を行き来するところに「現・メナード青山ハーブガーデン」はあります。
その昔、この道は「伊勢と伊賀を結ぶ『塩の道』」だったとか。
海のない伊賀国にとって「塩」は超貴重備蓄品だったと思われます…
青山風土記より「伊賀・伊勢の境/布引峠

伊賀からメナード青山への道もずい分通りやすくなって、道幅も広くっていいなぁ…
と思っていたら突然狭くなったりとかその繰り返しの道を往復していましたが、
新緑は心を豊かにしてくれます、目も癒されます。
順調なドライブで青山高原第一駐車場到着。

では、「青山高原/風わたる南伊賀/伊勢湾の眺望と風車群」より
 散策路地図

青山高原第一駐車場三角点辺りから伊勢湾側
あいにくの天気なので雲の中に霞む風景ですが、伊勢湾は確かに見える、
伊賀の山猿(ワタシノコト)にとってやっぱり憧れですね、住めないけど💦
  
撮影日は2024/5/12なので、ずい分日にちは経ってしまい、
ツツジや馬酔木の様子はどうだろうかと思いますが、
訪れたこの日はとても良き風景だったと思いたい。

車を対面の駐車場に移動して、この建物は何だったかな?
トイレか観光施設か?
  
という「貼り紙」でした、観光戦略課さん管轄でした。

では、確かここら辺りに「奥山愛宕神社の赤い鳥居」があったはず…
その近くに、2021年時にはこんな赤い橋がありましたが
 
これはすでに撤去されていました。安心安全策ですね。

  

はい、ツツジのトンネル風の遊歩道を進みます。

当然往路は尾根道を下る感じに進みますね、
2021年7月だったかに訪れている時の細かいことはすでに忘れており、
まさか、ほぼ「下り道と階段」ばかりを行くということは、
復路は「上り」ばかりになるのか💦💦
ここまで来て、止めようとは言えないので頑張ることに…
もう、途中の風景は「風車」のみ!


「奥山愛宕神社」の赤い祠を目指して下ること、約30分強。
三重県指定天然記念物の「ブナ原生林」を通ります。
尾根道の反対側は杉林、見事に分かれている不思議な景色。
新緑素晴らしく、森林浴しながらゆっくり進みます…
 
※観光三重「県指定ブナ原生林」より
≪布引山地はほとんどがスギ、ヒノキの人工林ですが、
旧態を残す数少ない地域である上に、
本州中部ブナ地帯の下限1000mよりはるかに低い地点に原生していることから、
生態研究上価値が高いものとされています。≫
※伊賀ぶらり旅より「奥山愛宕神社のブナ原生林

今回は、これ一枚しか撮っていません、
他の写真は過去ログで。

到着して、お参りして一息入れて見るブナ原生林は神聖な気持ちにさせてくれます、
もちろん空気も美味しい、山からの湧き水も冷たく、
湿地帯ならではの植物にもお目にかかり、
なんと他の散策者にも会うという珍しい体験もしました、ビックリです。
  

この時点で14時、ぼちぼち駐車場まで戻らないと…
森林浴しながらの帰り道は、同じ道でほぼ上りばかりの行程。
古稀の身にはなかなか堪えます、休み休みです。
ここでは「伊賀側」の景色。
 

出発点の鳥居に近づいたところで、しゃがみ込んで見たもの、
ウマスギゴケ」の胞子体(蒴:サクともいうらしい)かな(googleさん調べ)。
「崇広堂」で教えてもらったコケと一緒かなと見てました。
 
自然の中を歩くのってなかなか忙しや、上も下も、全方位、何を見ても楽しい(笑)。
15時到着って、どんだけかかったんや💦というくらい時間かかりました。
(まだまだ鍛え方が足りません、もっと高低差のあるところで鍛えないと、と思いましたが、
ここはそれなりにキツイところだったということで、しかも急坂は全て階段!
これは有難いと感謝すべきか悩ましいところ、転げ落ちないためには必要な措置だと思われますが…)


無事に戻れたので、一路帰り道ですが、
先の第5・第6駐車場辺りまでは行きたいので走ることにします🚙
ここは「円山公園」という芝生の丘、伊勢側ずっと見渡せます。
   

 
青山高原は「馬酔木の山」ですね、
(これを書いている5/21だったらもう花は咲いていると思われますが)

もう少し先は「大山田財産区」の【ぬのびきの森】で、
大山田地区の有志の方が管理をされているとか、一度ゆっくり歩いてみたい。
  

最初に載せた「散策路地図」で【風のめぐみ館】という施設が近くにありそう。
なんの下調べもしていなかったので、ここはまた行きたいところ・・・


※「新青山高原風力発電見学記」見つけました、ご参考にどうぞ。

ずい分と日にちが経ってしまっての報告でした。
花の咲き具合などは少々のズレがあると思います。
でも、今のこの季節ならではの爽やかな楽しみ方があると思いました。
風の力の偉大さを感じた半面、近くで生活している方々のことも思わねば、とも。
風力発電の可否などワタシには言えませんが、そこにあるもの(できてしまっているもの)を
壊せとも言えません。ならばせめて風景をこの目で確かめて、風を感じて、
これが人間のできる精一杯のことかなと、思いつつ帰路についた次第です。

最後に2021/5/24に訪問した時の「伊勢湾側」の風景。
やっぱり「船」まで見える景色をお届けしたいので…
 
スッキリではないけれど、海がそこに見える…青山高原からでした。


今度はどこ行こ。
ではまた
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青山あっちこっち「メナード青山ハーブガーデン」&「青山高原から奥山愛宕神社」へ、前編

2024-05-18 12:30:52 | 花や風景など
撮影日:2024/5/12

メナード青山ハーブガーデンにて( 5月24日(金)まで無料開放中)
  

ネモフィラ
   

メタセコイヤ並木
  

この日の第二の目的は、二度目挑戦!のココ
青山高原から「奥山愛宕神社」への山道ルート。

つづく

2024/5/31追記
中日新聞朝刊1面より
【4K】メナード青山リゾートのカモミール見頃

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大山田から青山へ「滝仙寺」麓の木津川の桜並木、「比々岐神社、宝珠院」へ

2024-04-15 01:04:26 | 花や風景など
木津川の源流なんて、どんな雰囲気なんだろうと気になりつつ、
でもきっと山登りに違いないと、考えていたらこの先の林からバイクが下りてきて
 (再掲)ここからバイクが来た!

 
へっ?バイクなら行けるんかいな(きっと心細くなるような林道なんだろうと)とか思いつつ、
坂下(サカゲ)配水池を後にしました。

すぐ近くの「酒解神社」にもお参り、
   
アカガシ」の巨樹とはどんな木なのか、見てみたい気もしますが、
これもまた山の中にあるそうな…
≪樹皮が赤いのではなく、材(内部)が赤く、
アカガシの巨木は神が宿るほどの貫禄がある≫とのことです。

さぁ、峠を越え、ここは青山。
  
奥に見える小高い丘のようなところに「滝仙寺(リュウセンジ)」(瀧地区)。
ここは「忍者回廊巡り」でお邪魔しているので今回はスルー。
でもこのお寺も巨樹:広葉杉、芸術的な松など魅力はいっぱいです。
その麓を流れる「木津川」、広い木津川しか見てなかったので、
一瞬、この小川のような流れも木津川なんだとこれまた驚き。

その先、少し走ると「奥山愛宕神社」への案内版。(過去ログより)

岩の階段を登り、高いところに赤い祠があり、ブナの原生林もあったなぁと、
霊験あらたかな神社のお参りと森林の霊気を再び浴びたくなりました。
もう少し先の新緑の頃がいいなぁと…

今回のドライブの行程、最終目的地はココ
上津山 宝珠院」(青山北山地区)
 「宝珠院」並びに「比々岐神社」駐車場

  
左・中)比々岐神社(八幡宮)、右)宝珠院山門
  
真ん中になんと「大王松」、ふさふさの長い松の枝、枝には三本の松葉。
山門から境内、そして本堂と境内。
知人から教えられ、ここで10月には修験道の地域行事「上津の火祭り」として
火渡りの行」(FBより)などあるそうです。
特殊忍者軍団阿修羅の頭領、浮田半蔵さまも修行されるとか。
ワタシはまだ一度も伺ったことはないのですが、いつか叶う事なら行ってみたいと…
※知人blogより①「山伏修行に…
その②「山伏修行の会

比々岐神社」境内にて杉の巨樹、
 

「阿吽の狛犬」2種?
   

ここは神仏習合型?、同じ境内に「比々岐神社」と「宝珠院」。
 
馬頭観音さまもおられます。

※1996年発行「伊賀百寺」より
 

撮影日:2024/4/9&4/10

下見のようなざっとした訪問ばかりでしたが、花もあり寺社仏閣参りもあり、
木津川はここが発端かというちょい覗きもしつつ、
布引山地の麓を巡っていたような気がします。

では、また。








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再掲「奥山愛宕神社」(青山勝地)へ、涼を求めて「ブナ原生林」。

2023-07-21 10:55:26 | つれづれ思うまま
2年前、同時期の思い話を探っていたら…
「少しでも若い今のうちに~」とかなんとか書いてますね。
今夏、ここには行けないな💦と思っています。
登れば上るほど、しんどくもあり、でも涼やかな風も時折吹くなか、
ブナの原生林など歩いていたこと、あぁ懐かしや。


(当時、写真撮影はなぜか「パノラマ設定」だったので、横に広い写真が多い💦)

せめて写真を見て「樹木パワーで『涼』」を~~
  


もちろん「杉林」もあるのですが、
なんたって、この高度での「ブナ原生林」はとても珍しいそうで、
三重の樹木百選/奥愛宕神社のブナ原生林」(県天然記念物指定)なのです。

伊賀ぶらり旅より/奥愛宕神社」も見てね。

では、暑さ厳しき折、ご自愛くださいね。
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青山高原三角点から「奥山愛宕神社」への尾根道を行く 続編

2021-07-22 14:15:24 | 神社仏閣など
昨日はプロローグもどきになってしまいましたが…

『次は、きっと青山高原・三角点」から挑戦します!』と7/16に宣言したので、
さぁいつ行こう?とずっと夢うつつに考えていました。
【過去ログ・奥山愛宕神社編

梅雨明けと同時に酷暑が到来!
昼間にアスファルト道を歩くには身の危険を感じるほどの暑さなので…
「さて、今日はどこへ涼みに行こうかな?」と家人に尋ねたら、
「そりゃ、青山高原が一番やで!」との声かけを頂いた。(なんか見透かされたのかな?)
では、先般「青山勝地から崖路を上った『奥山愛宕神社』参詣道」、
今回は、青山高原「三角点」から下るコースを実体験することにします。
「下る」と一言に言っても、どんな道が待っていることやら、、、(2021/7/21)

先ず、【青山高原・三角点駐車場】初めての駐車です、いつもの利用は「第一駐車場」だったので
    
奥に展望台があり、そこから丘を登る感じで「三角点」、青い空!久しぶり…
ともかく「風が天然エアコン」で、心地良いことこの上なく、
地上の舗装道の風との違いを思う存分体感してました

 
「東海自然歩道(東青山駅方面)」の案内板もありますが、
ワタシの目的は「奥山愛宕神社」、さてその案内はどこにあるのだろう??
結局、「伊勢湾側」にはなく、第一駐車場をぐるり周っていると、
 『奥山愛宕神社』の案内
県道沿いに見つけましたけど、凄く地味
目立たなさ過ぎ! もう少し何とかしてほしいなぁ(笑)。
ともかくこの道、その先の緩やかな階段を上ると
    
ここに「赤い鳥居」、さて知る人ぞ知る「参詣道」ですね
では、進むといたしますか、13時26分発。
とても明るい森の中を歩くとすぐに、これもまた古く地味な
 「東海自然歩道絵図」
(※帰宅してから追加書き込みしています。「勝地」と「三角点」からの参詣道がよくわかります!)
   案内板はとても親切
ここから「大山田・馬野渓谷、新大仏寺」(東海自然道)へも行けるようです、
ちょっと覗きましたが、かなり急坂っぽい
 ここら辺ではまだ遠くに「風車」が見える
青空が眩しい、どんどん進みますが全体に明るいのです
   左に杉林、右に雑木林
生え方が面白い、真っ直ぐとぐにゃり感、これは楽しい
森林セラピー感たっぷり浴びつつ、心地よい汗をかきつつ、深呼吸しつつ…
 いきなり、これかっ!
目下修理中の動いていない風車ですが、下から見るとやっぱりスゴイ迫力です。
   
この修理中の風車を半周する感じで進みますが、
案内板には「奥山愛宕神社」まで800mとか…
  
間近で風車、伊賀盆地見渡す
 
振り返れば、あの風車の奥の森から来たのですね…
再び杉木立の中を進みますが、よく耳を澄ますと
『青山高原森林夏の声』聞こえますか?


  
尾根道を進み、木々の間から風車も見え、ほどなく「見たことのある四差路」へ
勝地から上った時に欲を出してここまで歩いた懐かしい山の中の交差点デス。

 奥山神社から来た道、
あれ、この木、倒れていたっけなぁ?(前回は雷鳴のため気もそぞろだったからな(笑))
これで私的な「合流地点」まで来ました。
ということは、勝地~「奥山愛宕神社」~三角点・分割山登り達成
自分で自分にバンザイ。

では「三角点」へ同じ道を戻ります、同じ風景もありますが
   
デッカイ風車を下から見てると、雲が流れるので酔いそう…
目指せ「黄色いテープ、ときたま青いテープ」。
再び「三角点展望台」まで
  
駐車場横に通行止めの橋、この奥に鳥居、ということは
昔はこの橋を渡って鳥居をくぐって参詣道を進んでいたのでしょう。

もしよかったら行ってみてください、ここは隠れた穴場
「三角点」からの参詣道は森林浴しながら行けます、風車も間近に、避暑もどきもできます、
勝地からの参道は、渓流沿いの景色も素晴らしい、崖の石段で小冒険もできます(笑)。
同じ神社を目指すのに、こんなに高低差があるところも大変珍しいと思いました。
下から上まで往復したとして約2時間ほどです、ちょっと異空間体験面白いですよ

さて、帰り道、県道青山高原公園線を一路笠取レーダー基地を通り過ぎ、
大山田への道を下りようと思ったら、なんと通行止め ✖
先般の大雨のせいかな??
仕方ないので、右側の道で「美里町」へ降りることにしました、
この道も初挑戦! まぁ林道、ヘアピンカーブことのほか多く、対向には要注意!
でも、慎重に行けば渓谷沿いに楽しく涼しい道です(笑)。
 ココへ出ます。

ではまた


追記(2021/8/1) 知人FB

その続き。
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青山高原三角点から「奥山愛宕神社」への道を行く

2021-07-21 18:11:10 | 神社仏閣など
前回は、青山勝地地区、山の裾から上りました。

今回は、青山高原「三角点からのコース」途中まで編(笑)。
   

 ここから出発!
スタート位置に付いたばかり、さてどんな風景が待っているのでしょうか…
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「奥山愛宕神社」(青山勝地) のブナ原生林 de 樹木パワーのち雷 その2

2021-07-16 14:51:26 | 神社仏閣など
崖の上の〇〇〇ならぬ「神社」、着きましたねぇ、やっと
駐車場出発 11時10分 → 神社到着 11時30分
随分時間がかかった気もしますが、休憩しつつ写真撮りつつなのでこんなもんでしょうか(笑)。
   遥拝所(カエルさんいっぱい)と休憩所です
この場所からもっと上を見ると
  本殿いわゆる「社殿」が見えますが
ココへ上る石段は「通行不可」です、あまりにも恐ろしく…
きっと「神事」の時しか行けないのでは?と思われます。
   「お手水所」カエルさん、さて何匹?
≪境内には戦地や病気から無事帰るようにとカエルの置物がたくさん置いてあります。≫
谷水・山の水が流れているのでしょうねぇ…冷たいです

 神社の周りを見渡せば「ブナの林
≪「社殿」の周だけブナ林です。ブナ林の南限に近くこの標高にあるのは珍しいそうです。≫

では、遥拝所前の「石碑」と建物内の「創建由来」をまとめます
  
奥山(権現) 愛宕神社 創建の由来
奥山愛宕神社は、古くから奥山の尊称で崇敬され、
火伏せ病気平癒戦勝祈願厄除けの神として信仰されてきました。
江戸時代に眼病が大流行したとき霊験があったことから一躍有名になり、明治以降は、
戦地に赴く際の戦勝祈願に多くの人が訪れました。
 創建の由来は明らかではないが、西暦1608年(慶長13年) 藤堂高虎公が伊勢・伊賀の国に転封された際、
その家臣山内某氏が信仰していた愛宕神を現在の地にお祀りしたのが始まりと言われています。
 現在この神社では、病気平癒、必勝祈願、学業成就、厄除け、商売繁盛、縁結びの神として、
地域住民の守護神様として崇められており、毎日欠かさず勝地区民が当神社に出向き
お世話をさせて頂いています。また、4月24日の春季大祭を始め、
10月24日の 秋季大祭、年末・年始、および毎月24日の月次祭を行っています。
 この由緒ある神社と境内一帯のブナ林は、ブナ群生地の南限で、昭和48年に
三重県天然記念物の を受けでおり、私共が協力してお守りしています。
勝地地区 』

 「布引山地西側斜面の谷間にある奥山愛宕神社
『奥山愛宕神社は、 病気平癒の神として江戸時代より多くの崇敬を集めてきました。
 山道を歩く参道(:青山高原三角点からの道)は、ブナの原生林が見られます。
 本来、 ブナが生息しないと言われている海抜 640mに生息する珍しいブナの原生林。
県の天然記念物にも 指定され、癒しパワースポットです!
 布引山地は、ほとんどがスギ、ヒノキの人工林ですが、 旧態を残す数少ない地域である上に、
本州中部ブナ地帯の下限1000m よりはるかに低い地点に原生していることから、
生態研究上価値が高いものとされています。
 近隣は青山高原から続く東海自然歩道、 ハイキングコースとなっており、
ハイカー達の人気のパワースポット
です。
 主要高木は樹齢約 150~200年、 樹高約 20~30m のブナの木を中心に
ハリギリ、ミズナラ、クヌギ、シキミ、 イヌツゲ、その他ツル植物等の植物も多く群生しています。
1973(S48)年3月31日に県の天然記念物に指定されました。』

また、三重県HPから「奥山愛宕神社のブナ原生林

やはりここでも平成25年の台風では
 こんな被害を受けたようです…
それをここまで再建されたご苦労を思うと(あの「鎖付き石段」)本当にありがたいです。
権現様と地域の皆様に感謝です。

   
「東海自然歩道案内」(三角点まで1.1km)と左の方の石段が気になります…
青山観光協会HPから
≪青山高原山頂から1.2kmほど、山頂駐車場に車を置き往復1時間ほどで山頂に戻ってこられます≫

ということは、三角点まで行けない距離ではない!と好奇心をくすぐられます、
では、この左側の石段(もちろん鎖付き)を上りましょう~~11時55分出発。
  右に左に鎖付きです
今までのような「崖の石段」ではなく、それと比べれば緩やかな上り階段、これも少しの間デス。
   
右に「ブナ林」、左は「杉林」、キレイに分かれています、
樹木パワー全開  
尾根道は、ふかふか木の葉絨毯で歩きやすい、ルンルン気分です
ぼちぼち、「杉」だけになってきた…なんか頭の上で「雷鳴」が聞こえます、
「風車」も所々で見えますが、樹木の間からは上手く撮れません
「風車」はまた青山高原に行けば見られるのでそれで良しとして、
今は「⚡」を聞きながらこの「東海自然歩道」をどこまで進めるのか!?
なだらかな坂をもう少し進むと、
 おっ、ここで「変形四差路」かいっ
山道でまさかの交差点!
よくよく見てみると「黄色いテープ」が巻かれており、どうもこれが目印のようですね 
「⚡」
もうちょっとだけ…行ってみるか…
   「三角点まで0.9km」

  ここも「黄色のテープ」が頼り
このまま順調に進めば「三角点」に出られる見通しはついた、ので
「⚡」がだんだん近くなるのでここで引き返します。
  先ほどの「変形四差路」
黄色、きいろ、キイロ・・・

 
戻り道は当然ながら右側に「ブナ原生林」、隙間から青山の山々も見え隠れ…

   ここで「⚡」ピーク、雨はなし
「遥拝所」「休憩所」が眼下に見えてきます、ホッとしますね。12時27分着。
あとは「神社」からの崖の下の石段、鎖をしっかと持って、慎重に下ります
  戻りました、「鳥居と苔生す石橋」
「雨」は降っていない、まさかこんな別れになろうとは…
もう少し樹木パワーの余韻に浸りたかったなぁ~
「⚡」に負けました  駐車場着 12時43分。
次は、きっと「青山高原・三角点」から挑戦します!

帰ってからわかったことですが、
【7/12 最大降水量 津市 笠取山(カサトリヤマ) 89.5mm】ですって、
あぁビックリ したっ


20210729追記 伊賀市広聴広報課だより
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「奥山愛宕神社」(青山勝地) のブナ原生林 de 樹木パワーのち雷 その1

2021-07-15 13:36:53 | 神社仏閣など
ずっと気になってました、梅雨末期特有の蒸し暑さの中ですが、
きっと山の中へ行けば涼しかろう、緑は新鮮だろうなぁと…
ただ、かなりキツイよ!とは折に触れ聞いています。
年々体力勝負事は辛くなるので、行くなら今のうち! と気力のあるうちに決行しました。

神聖な場所ではありますし、上るとどんどん欲が出て、もう少し頑張ってみよう!
なんて調子で、結局「青山高原直下」まで行きました、
青山高原下の杉とブナの森の中を独り占めしてた気分です(笑)。
なのに途中、頭の上で「雷」なんぞが鳴ってくるもんで、ちょっとコワかった
そんなミニ山のぼり記。

青山の観光協会HPの紹介では、
※勝地(地名:カチジ)から①細い山道を車で登っていく道(=表参道とよばれる)と、
②青山高原の山頂小屋(三角点)付近から下りていく道があります。
高低差のあるダイナミックな参道も魅力のひとつですので、
青山高原から歩いてきた人はぜひ川が流れているあたりまで降りてみてください。
≫ とのこと、
要するにこの「奥山愛宕神社」へお参りするには、二本の参道があるということですね…
下から上るか、上から下りるか、さぁあなたならどうする?
と、問いかけられたら、、、とりあえず、上りながら考えることにします…
(google)
勝地地区を通る県道2号線(大山田へ向かう道)のココを右折します、
ココからが「表参道」です。

【青山高原~風わたる南伊賀(青山観光振興会HPより)】
文章は、このHPを参考にさせていただき、写真は自撮りのモノで
≪本来の参道は伊賀上津から約8kmの山道を標高差430mほど登らねばなりません。
文字通り青山高原の奥山の崖の上にある秘境の神社です。≫

ワタシは、🚙でGOですが、約8kmの山道はひたすら上り道、
右に奥谷川の渓流を見ながら進むのでとても爽やかな気分です、
   

小さな滝がいくつもあって、途中分かれ道がありますが迷うことはありません。
   
ほぼ対向車の心配もしなくていいし、涼しくなってくるし…夏はベストですね(笑)。
渓流はどんどん狭くなり、これが淀川へ流れる「源流」のひとつか…と
 
途中の「町石」と神社案内板、川を渡る苔生す橋にずいぶんと奥まで来たなぁと感じます。

突如、視界が広がったと思ったら、そこは「駐車場」
  到着です。
🚙で約15分、歩いて上る人は(近鉄上津(コウヅ)駅からだと)約2時間コースでしょうか…

さて、苔生す「欄干付きの橋」を渡るとこんな山奥なのに実に多くの鳥居が並んでいます
  
鳥居から左横の渓流「(奥山川→)矢城川」(mapではそのまま繋がっているように見えるので)でしょうか?

 石段の上にも「鳥居」が見える…
地域の人たちに大事にされ、守られているんだと感じます、
鳥居の数を数えかけましたが、ムリでした、途中からそれどころじゃなくなりました

≪急に鳥居が現れここからが神社です。ここからキツイ石段が始まります。
石段は次第に急になり社殿直下はほぼ崖です。実際昔は梯子だったそう≫ とのこと…
では、周りの森の風景、山から流れる源流を右に見ながら上りましょう~~
その前に杉の巨木がド~ンと
  「和合の杉」、裏へ回ってなるほど有難い(笑)

   
狛犬さんに励まされ
杉の根っこなどを上手く利用して階段風になっているし、樹木パワーは半端ないし、
古い燈籠に年季を感じ、山の水は「水みち」になってせせらぎのように流れ、、、
まだここら辺は余裕だった
すぐ傍の山の上を見ると、
 
なんと青山の風車の羽が見え隠れします、音も感じます

   
下から見れば90度に近いんではないかと思われる石段、
「鎖」が有難い
 
「鎖」に手を添え握りしめつつ上った先は、
まさに「山奥の秘境の神社」であることが実感できます。

但し、この石段上り及び下りは「軍手必携」デスヨ!

つづきます、
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