いなべ梅林公園へ「観梅」続編、「さざれ石」の産地…

2023-03-19 00:42:47 | 花や風景など
名阪国道・東名阪と乗り継ぎ「大安IC」で下りて、
365号線沿いでは、ずっと横で道路の高架工事をしていました。
道のことには疎いのでよくわかりませんが、きっと岐阜辺りに行くのに
便利になるんだろうなぁと…思わず車内から写真撮ってました(笑)。
小さな子を差し置いて写真を撮る変なオバサン、です💦
  
ついでにテレビで見たことのある「藤原岳」、広大な採石場が見えますが、
この山、もちろん登山もできるんです、(私的に)誘惑されそうな山なのです。

途中「志礼石新田(シレイシシンデン)」という🚥で右方面へ、
そこから先の道沿いに、「あっ、人がこんなとこで仕事してる」って思ったら、
見事な「案山子」さんで、地域の人々が創ったであろう作品がいっぱい。
前後の🚙の加減で撮ることは叶わず、残念でしたが楽しい風景で楽しませてもらった…

 
駐車場から見た山には「残雪」。
先ず、上から全体を見ようということで丘の上に上ったら、
   
ここは「」、濃いピンクの桜は「カンヒザクラ」でしょう、
刺激的なピンクもいいもんです、その傍らで「ソメイヨシノ」(かな?)が楚々と咲き出す。

では、再び「梅林公園」内の「みはらし台」へ、公園全体が見渡せるし
養老の山々も、ただ残念なことに山の名前はさっぱりわかりません、あしからず。
 

ここら辺り、大きな石がゴロゴロ無造作だけど
邪魔にならない感じで存在感たっぷりに鎮座しています。
さて、この石はなに? お子ちゃまに「google lenz」で調べてみて…って、
 
確かに同じものが出てきて「さざれ石」とのこと。
よくよく調べれば、この『さざれ石』(国歌「君が代」の歌詞にある)、
滋賀県・岐阜県境の伊吹山東麓が主要産地、ということは
ココ三重県最北端の「いなべ」にあるのは当然のことと思われます、はい。
≪小さな石の欠片の集まりが炭酸カルシウム(CaCO3)などにより埋められ、
 1つの大きな石の塊に変化したもので 「石灰質角れき岩」 と呼ばれる。
 石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により、小石がコンクリート状に
 凝結して固まってできたもの≫とのこと。
この公園にはそういう石があちこちに置かれているのです。
思わず遊びたくなる「石」のようです(笑)。

ちなみに、よく神社などで見かけますが、
思い出したのはココ ↓
都美恵神社のさざれ石」(岐阜揖斐産)と書いてありました。

梅林の中をそぞろ歩き、香りと共に「花吹雪」も舞う。
よく見れば「春の雑草」も元気なんです。
   

所々ポイントのように黄色い花咲く「山茱萸(サンシュユ)」も満開。
 
梅の中に黄色が見えたら、それは「山茱萸」です。

ここは、「しだれ梅」ゾーン、艶やかで見ごたえあります。
 

「呉羽しだれ大木苑」という場所があって、梅の古木や
しだれ梅の大きな木が「神ノ木」の如くこの公園を見ているのです。
  

  

最後に、
 
この「由来」を読んで、なるほどね、
こういう思いで作られた「公園」だということで、
置かれている「石」のこと、「梅」がゾーン分けされていること、
何もかも計画的ではなく、参画した方々のそれぞれの思いの詰まった公園なんだと…
そして「高齢者が働ける場」として整備がすすめられたということ。
素敵な場所で「観梅」ができたし、6-7月ごろには「梅の実摘み」もできるそう。
楽しみは継続的に、なのですね。
ここに転記しておきます、お時間があれば
【呉羽枝垂れ梅命名由来】
≪弊農業公園は、過疎化・高齢化及び獣害により荒廃した農地を
 『高齢者福祉高齢者の雇用の創出』『循環型社会の構築』
 『都市と農村の交流』 『農業の振興』 の4本の柱を指針に平成12年着工。
 当時公共事業では考えられない工法で進められた。
 即ち設計図ではなく全て元土木建設業、 庭師等OBが永年の経験に基づく、
 知恵と工夫で整備が進められた。
 基礎資材も藤原町内で発生する土石流を活用し、
 不足資材は近隣の石材工場の廃材等を利用し作り上げられ、
 今では年間8万人の来園者をお迎えするまでに成長した。≫

 ≪平成30年デビューした 『呉羽枝垂れ梅大木苑』の花木命名にあたり、
 先人のご苦労、ロマン、心意気にちなんだ下記の四文字熟語を採用し、
 末永く先人の想いを伝え、守り育てて行きたい。≫(四字熟語は省略)

いいところでした、仲間に感謝して帰路に着きましたが、
チャンスがあればまた行ってみたい場所が増えました。

ではまた

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