室生寺 de 石楠花三昧 その2「奥の院」へ

2021-04-22 00:53:28 | 神社仏閣など
室生寺への到着が丁度お昼ごろだったので、
「よもぎ入り回転焼き」(下ノ橋辺り)に妙に惹かれていて…
  
おばあちゃん製の素朴なラーメンととともに頂きました、風景と相まって良かったです

お話をしていると、車を止めさせてもらえるとのこと、
「うちで食べてもろたらそれが嬉しい、ゆっくりお参りしておいで」
「階段は全部で720段、往復したらその倍!やで」と。
「今年はほんまに綺麗に咲いてる、私らも花の季節が終わったら、
花がら摘みに行くんよ、世話をせな綺麗には咲かんよ」って、、、
地域の皆様のご協力の賜物の花たちです、さぁ愛でに行こう!

「室生寺お参り・後編」になります、いよいよ「奥の院」の世界へ、
時々休憩しつつ上ります
普段ウォーキングもどきをしているとはいえ、階段はやはりキツイです
  「無明橋」とその先の「石段」370段!?
そのしんどさを花が癒してくれるので頑張れます、はい。
 「室生山暖地性シダ群落」天然記念物指定
暖地性シダ植物が自生する最北端の地 です。

 
「ちょっと一休み処」、「奥の院舞台造り」の足元とシャクナゲ、
杉木立の中、最後の気力を振り絞って上ると…
   ここは「天空」かと、
「御影堂」、「奥の院境内(ほぼ)全景」、「空海歌碑」
左側の「位牌堂(常燈堂)」は写っていません、あしからず…
御影堂」(弘法大師像安置所)は、鎌倉時代の建物、とのこと。

その傍らには、諸仏出現岩といわれる岩場、その頂上には、「七重石塔
   3枚目は「位牌堂」廊下から撮影
この断崖絶壁に…「七重石塔」は建っています。
凄いところに塔が…と、ただただ見惚れていました。
  「位牌堂」外廊下からの光景
室生の山の頂上に来たんだ!というその感動に疲れもぶっ飛ぶ景色です。
そうそう、空海が詠んだ歌…
『我が身をば 高野の山に とどむとも 心は室生に 有り明けの月』
≪「身体は高野山に、心は室生寺に有る」との歌。
「有り明けの月」は夜明けの空に昇る月であることから、暗い夜が終わり希望の光が差し込む≫との意でしょうか…

(ただ一つの後悔、奥の院のご朱印いただいてくれば良かったなぁ
もう一度チャレンジできるかなぁ~~生きていく「糧」にするとしようか…)

ブツブツ(仏々)思いつつ、同じ石段を下りていきます。
   舞台造り脚元とシャクナゲ、
歴史を刻むいろんな石が使われているようです、
そこで見た「伊賀国 波野田村」って、どこ?

  
やっと「五重塔」まで、朽ちた杉の株と「如意山」案内、シャクナゲとクリンソウ(九輪草)でしょうか…
そこここ、あちこちに咲いておりました。
  
「弘法大師石碑」、「本堂」から庭を、庭から「本堂」を
上って行くときに見た風景と、降りてきた時の景色が微妙に変化して見えるものです。不思議…

最後に、「女人高野」と言われる由縁のところへ、
  
「護摩堂」とシャクナゲ、表門辺りで室生の山を見る…

 「女人高野 慶雲殿」前

 白地に模様入りシャクナゲ

  
「室生赤目青山国定公園案内map」と室生山の風景。

ただ、ひたすら足跡を撮っただけですが、
チャンスがあれば(これは自分で作るしかない!)、もう一度「奥の院」まで
リベンジしたい。
この目標は「健康であらねば」という生きる糧として、、、です。

≪奈良時代、白鳳9年(680年)に、天武天皇の勅命をもって修験道の祖「役小角(エンノオズヌ)」が初めて建てたと伝えています≫
縁ある場所のシャクナゲ、綺麗でした

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