旧藤堂藩の武器庫が「上野高校同窓会館」感じる歴史。

2023-05-11 23:07:15 | 上野高校第23回普通科卒同窓会
来週5月16日(同窓会当日)が近づき、一度は尋ねてみたいな、と。
この「旧藤堂藩の武(器)庫」(解体修理前の写真)だった建物。
※デジタルミュージアム「秘蔵の国」より
≪木造平屋建、瓦葺の土蔵造で白壁塗の建造物である。
 上野城の内堀西南の外側にあった藤堂藩旧武器庫の一部で、
 元禄年間(1688~1704)の絵図には「御武具蔵」と記載されている。
 廃藩置県後は阿拝山田郡役所として使用された。
 現在の上野高等学校敷地内に所在した3つの蔵の中で、
 唯一現存するものである。≫

ここが「同窓会館」という名前になっているとは最近知ったこと。
説明版*を読んで、これは知る人ぞ知る話なので、
今度集まった時の話の種にはなるかもしれないな(笑)。

多分50数年前の在学中からあったはずで、
同窓生の多くも知っている事実なんですが、
(ワタシは)実際に中に入ったことはなく、
「同窓会事務局がある」とはいえ、一体どなたが「週3回出勤されてる」の?…
気になるじゃありませんか。
まぁいろんな好奇心が湧いてくるし、
しかも「同窓会を1週間後に控えてる身」としては、
行ってみたかったわけですよ(笑)。
これは冗談として、重い戸を開けて「こんにちは」。
お顔を拝見して、意外や意外「あらぁ!!」と、若干お若い知己の方でした…

そんなわけで、内部を少し撮影させていただきました。
 

もう一つ奥(北側)の部屋は会議などに使われているようで、
最近も10月の全卒業生に向けた「同窓会準備会議」があったとか。
 

歴史的なものも残っているのですが、
悩まれている風で、雑然と置かれていると言えばそうなんですが、
どう管理しようか?悩ましいタカラモノのようです。
  

「旧武器庫の同窓会館」を北に出ると
 
このように「高石垣」が見えるのです。
こんな石垣を毎日見ながら学校生活を送っていた遠い昔、
ぜひ、誰かを誘って来たいなと思うわけです。

同窓会館】説明版*には、経緯が書かれています。
『旧藤堂藩の武器庫の一部である。
1899年(明治32年)、三重県第三尋常中学校が発足したとき、
明治校舎が完成するまでの間、教室として使用
された。
以後、倉庫などとして使用されてきた。
1959年(昭和34年)、創立 六十周年記念事業として、
卒業生からの浄財により、
同窓会記念館として改修し使用されてきたが、
百周年記念を機に同窓会館として再改修された。
揮毫者 同窓会長 関田庄司(上中三十五回)』

そして彼女との肝心の話は、
「同窓会」翌日に【明治校舎】を卒業生有志で見学させてもらえるのか?
ということをお聞きしたかったのですが、
これは高校の事務室で聞いてください、とのことでした。
あまり詳しく書きませんが、観光でなく卒業生の方なので…
ご案内させていただきますよ、との許可をいただけた次第です。

お天気もバッチリだったので、校庭(第一グランド)から『明治校舎』。
 

同窓会もあといくつ寝ると…近づいてきました。
準備に勤しむ日々、これを楽しむのもあと少し哉。

ではまた

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