それでも、乗りたいねん! その1

2018-11-06 23:54:34 | つれづれ思うまま
この言葉こそ、彼が「今、生きている」ということの全てなのかもしれない。

そういう気持ちであるということは、十分わかった…

それでも、家族は止めさせたい! その葛藤の一日。

5日の夜、実家から一本の電話が入る。
「免許証をなくしたらしい、交番に遺失物届を出しに行ったみたいと」母から第一声。
「車の中も探して、駐車場から家までの溝掃除もして探した、それでも出てこない」と。

わかった、とりあえず一生懸命探して出てこなかったのね、
じゃ、失ってしまった免許証は今後どうしたいの?

「そりゃ、ほしい、大事な資格やし、自分を証明できるもんやから手元にほしい」と、父。

わかった、警察署に行ってみよう、ワタシもわからないことがあるから明日一緒に行こうね…


翌6日、
今から、そちらに行くからねと電話をしたところ、
「免許証と一緒に〇〇と××のキャッシュカードも入ってたらしい」と母。

そんな大事なもんまで入ってたん?
丁度、目の前に〇〇があるから、キャッシュカードの運用停止をしてくるわ。
ついでに、××のもしてくるね。

本人さんが来てくれないとできません…とかなんとか言われたところもありましたけど、
いや本人が今すぐここに来るのは無理です、
88歳で動きが鈍くなっている本人を連れて来るのは無理やから、、、だから
ワタシがその代わりに来ているのでなんとか取引停止をしてください、と頼み込む。
本人の名前と住所はわかってますから、ということでその場で処理していただいた。
兎にも角にも、ありがたかったです。

久しぶりに、城下町の中を歩いていろんな用事を済まして、実家に向かう。
その前に、母が言っていた「最近、車がボコボコなの」という言葉を思い出して、駐車場に寄ってみた。
その父の愛車の様を見て、、、思わず証拠写真を撮ったワタシ。

つづく


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