高見の郷から「宇太水分(ミクマリ)神社」、「八咫烏(ヤタガラス)神社」へ

2021-04-13 15:19:25 | 神社仏閣など
感動の「高見の郷・山いちめんのしだれ桜」を見て、
帰り道は余韻に浸りつつ、定番になりつつある「とある神社」に寄ります。


 
国道166号線から見える「一の鳥居」とその奥の「二の鳥居」
ここの狛犬さんは江戸時代の名工・丹波佐吉さんの作とか…

  
「蛙の手水舎」、「頼朝杉二代目」とその説明ですが、ここで頼朝。
(来年の大河が楽しみ(笑))

 宇太水分神社全景
駐車場に止めた瞬間に、何やら去年と色合いが違うと感じていました…
去年は「淡い桃色」の雰囲気は境内では感じなかったのに、なぜか今年は??
周りを見渡しますと、「薄桃色の椿」が鈴なりに咲いているのです。
去年はなかったというか咲いていなかったはず……

そこで「ご朱印」をいただいた折、神主さんの奥さんにお聞きしました。
ワタシ「去年も伺ったのですが、境内にピンクの花は見なかったように思うのですが…」
奥様「そうなんです、こんなにたくさんの花を見たのは(〇年目の私も)初めてで…
  今年はどうしてこんなにいっぱい咲いたのか不思議で…」とおっしゃってました。
ワタシは、ラッキーな年に来られたと喜ぶとともに、
きっと「コロナ禍が去ってくれる」んではないかと思いました
 
駐車場から一番近い「金比羅神社」脇の椿、全体に旬?は過ぎていますがまだまだ綺麗。

拝殿近くにある大木の椿の可憐な咲きざま…
 「乙女椿」です。

帰宅してから「google Lens」やらネットで調べると、
江戸時代から栽培されている品種だそうで、花言葉は「控えめな美・愛」だそうですよ、
うっとりする美しさでした、桜だけではなく椿も見ることができて、
何という一日でしょう
落ちていた花をひとつ拾って帰って、娘に見せたら、
「フィボナッチ螺旋のように美しいわぁ」だって(笑)、、、

肝心の「国宝・本殿」の紹介が後回しになってしまいました

宇太水分神社(ウダノミクマリジンジャ)】(宇陀市菟田野古市場(ウダシウタノフルイチバ))
ここは一言で表現するなら『水の守り神』として有名なところ、
全国各地からお参りに来られるそうです。
(水との縁を切っては生きてはいけませんので、ワタシ二度目のお参りになります。)

≪崇神天皇の時代に創建された古社。延喜式にも記載されており、古くから信仰を集めた。
鎌倉時代に建てられた本殿(国宝)は、一間社隅木入春日造の3棟が並び立ち、
速秋津比古神(ハヤアキツヒコノミコト)、天水分神(アメノミクマリノカミ)、国水分神(クニノミクマリノカミ)の水分三座を祀る。
蟇股(かえるまた)は3殿とも異なっており、秀でた彫刻が入っている。≫
   
(左)本殿三社は『国宝』。『摂社二社:春日神社本殿・宗像神社本殿』。
新緑が美しい、やはりコクホウですので、ちょっと見せていただきたくなります、
※特別拝観料500円をお納めして、瑞垣内へ入ります。
   
「蟇股」とよばれる装飾がそれぞれに異なり、青龍・白鷺・琴高仙人であったり、
「上野天神祭」の楼車の幕にもそういう古いものが使われていたなぁと見ていました…
  本殿と本殿裏のシャクナゲ満開

順路が逆になりましたが、
  拝殿と乙女椿、神社由緒書

  「夫婦杉」とその説明

木々花々の霊気をいただき安全に帰ろうと…
しばらく走ると鳥居が見えます、ナビを見ると「八咫烏」とかなんとか??
駆け足でお参りさせていただきます…
(大変失礼とは思いましたが、如何せん時間が押し迫り



八咫烏神社(ヤタガラスジンジャ)】(宇陀市榛原高塚42)

≪神社でお祀りしている「八咫烏(武角身命タケツヌノミコト)」は、
神武天皇が日向(宮崎県)から大和地方への御東征の説話の中で、
天皇の軍隊を熊野から大和へ導き入れる道案内の役割を果たしたと伝えられている。
勝利へ導く神としてスポーツ界より注目されており、
日本サッカー協会のマークにも採用されている
。≫

 手水舎、拝殿
そのぉ、例のエンブレムマーク

正直書きますと、ワタシはヤタガラスのことは知らなかったのです、
なんでここに、サッカーボールを載せた烏がいるねん??
家に着くまでずっと考えてたら、また娘に
「日本のサッカーの公式マークやん」って、やられましたわ(笑)。
お参りしている間、ワタシの頭の上で(社の杜の木の上から)カラスがずっと鳴いてました、
「もう遅いから早う帰れ!」と言われている気がして、お暇いたしました。
blogもどうぞ
  境内のお庭でシャクナゲ

やっぱり花に見送られると、安心して帰れますね。
東吉野から宇陀の旅、お花に癒されました、ありがとうございます。
コメント
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