私が海というものを見たのは 小学生5年の終わり。
修学旅行で伊勢志摩方面に行った時。
旅館が海のすぐ側にあり、寄せては返す波の音で寝られなかったのを覚えている。
当時住んでいた町は当然海がなくて 海水浴などの言葉も知らなかったと思う。
夏休みには町中を流れる川に泳ぎに連れて行ってもらった。
幾らが払ってござを貸してもらい、その上に着替えなどを置いて川で水浴びをした。
ござが場所代だったんだね~
河川敷はけっこう賑わっていた。
それから時は過ぎ
娘が高校生の頃、アメリカ人の男の学生さんをホームステイさせた。
車で20分ほどの海に泳ぎに行き、帰宅し
まずお客さんにシャワーを勧めたのは良いが
30分40分1時間経っても風呂場から出てくる様子がない。
体は塩気を含んだまま帰宅してるから ベタベタして気持ち悪くなってきて
入ろう!と家の前の川に家族一同が入って汗を流した。
我が家の前は丁度砂溜めになっていて大人なら腰の上くらいの深さ。
夏の暑い盛り歩道を歩く人も少なく、思わぬ展開に童心に帰って子供たちと水遊びした。
自宅前の川も最近まで夏休みのみ遊泳許可が出ていたが
見張りをする人が居なくなったということで 川遊びする子供たちの姿が消えた。
橋の上に着て来た服を脱ぎ散らかして泳いでる子供に
車の出入りに邪魔になるから除けてね~!と叫んでたのが嘘のよう!