老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

関経連

2012-02-26 09:56:56 | 学研都市
正式名称は関西経済連合会。一昨日の午後、関経連で開かれた「けいはんな
産業振興シンポジウム」に参加しました。午前中の病院の検査が2つから
4つに増え、到着が遅れて基調講演の途中参加となりました。
関西文化学術研究都市推進機構のOBとしては「けいはんな」のことは
何か気になります。

会場へ行くと満員、入口近くに空いていた3人席の真ん中へ何とか滑り込めました。
基調講演「ベンチャー企業からグローバル企業へ」松下幸之助歴史観の関館長の
話を聴いていると、入口の向こうから誰かが挨拶をしています。「誰かな?」と
思って出て行くと、関経連の元理事のOさんでした。本当に懐かしい!

私は25年前に京都企業の立石電機(現オムロン)から第3セクターの関西文化
学術研究都市推進機構へ社外出向しました。Aプロジェクトの会議が関経連で開かれ、
事務所に訪れますと「どちらさまですか?」と聞かれ、「立石電機のKです。
Aプロジェクト会議です」と答えますと「立石電機?どこの会社?」と言われました。
これはショックで、未だに覚えています。

一部上場の特定銘柄(当時)で、部品からシステム機器までそれぞれの分野で
トップシェアーの企業としての自負がありました。

でも仕方ありません。今でこそ消費者向けの健康機器を販売して名前が知られていますが
その当時は、そのような消費者向けはなくB2Bだけで名前が売れていません。また、
企業の財界活動も地元の京都だけという状態でしたから。

そんな中、当時、宇野会長の秘書室長と事業推進部長?を兼任されたいましたOさんは、
私にやさしく、丁寧に接していただき、いろいろと教えていただきました。そして、
4年間の出向を終えるときには、宇野会長と面談の席を設けていただきました。
本当に感謝しています。

この4年間の出向が、サラリーマン生活、いやもっと言うと人生の丁度、折り返し地点で
時期的だけでなく精神的にも大きく変わりました。(学んだ4つのキーワードなどは
ブログのカテゴリー学研都市に書いてあります)

その一つのキーワード 即決即行

社外出向という違うステージで、今までいたステージを見る、それも第3者的に
見ることは会社だけでなく自分の持っている顔(個人、家庭、会社、趣味、自治体、
日本)で必要なことを知りました。

第二部のパネルディスカッションで、「けいはんな」への立地企業の紹介がありました。
元の会社オムロンの技術本部長、A執行役員常務が言われた「課題は、ガラパゴス状態、、」
に思い出しました。


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