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狩りの時代/津島裕子  【書評】

2017-04-20 07:35:39 | 書評
★ 狩りの時代/津島裕子  【書評】 

この本を読む切っ掛けは文藝春秋2016年12月号の「鼎談書評」に紹介されていたを
読んだからです。
津島祐子さんは2016年2月に亡くなられて、遺作となった本です。
津島さんは太宰治の娘。この書は、東日本大震災の原発事故に衝撃を受け、現代の人々が
科学文明に背負わされているリスクへの恐怖を描いているようです。

しかしながら、全体の主題は、主人公のである女性のダウン症の兄が差別され続けて
亡くなったという被害者意識を描いています。太平洋戦争の戦前、戦後を通じて
色々なエピソードが盛り込まれています。このお兄さんは津島さんの実在し、
モデルとなっている。

一気読みしていまいました。お勧めの本です





お付き合い、有難う御座います。



【タグ】 狩りの時代 津島裕子





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