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最近の読書 (辻邦生/雲の宴,カズオ・イシグロ/わたしたちが孤児だったころ)2016年JAN~FEB

2017-10-06 07:45:43 | 書評
★ 最近の読書 2016年JAN~FEB

#書き始めていたのですが、うっかり公開するのを忘れていました。

正月休みに、義父が妻に送ってきた本の中に辻邦生著の「雲の宴」を読み始めた。
1987年に朝日新聞に掲載された小説。女性2名、男性2名が時系列が過去、今と並列に記述され、国内外での事件に巻き込まれる話。

原子力燃料産出に関わる仕事をしている男性が二重人格的な生活をしていて、その違う人格に付き合うためになった女性2名の絡み。
そのうちの女性1名が板挟みで自死してしまう。
その後、その男性は、欧州、アフリカを渡り歩き、有望な原子力燃料産出地を日本と結びつける動きを水面下で行うが、
非合法なテロ行為まで手を染める。
一方、残された女性もジャーナリストとしてフランスに渡り、その男性とは知らないで、非合法な動きの中に巻き込まれていく、、、

そんなストーリーです。殆どの筋を書いてしまいました。
結構、ダイナミックなストーリーでドンドン引き込まれました。
小説でこんなに引き込まれたのは久々。

次にSFぽい物が読みたくなっていた時に日経新聞の第三面に「貴志祐介」の紹介記事が出ており、早速ネットで調べて
どうも「新世界より」という本が人気だったという事を知り、読みだす。
この本のあらすじは割愛しますが、原爆戦争後の残り少ない人間社会を描いたものです。
超能力を持つ人類と、その下僕となった人種(正確には違うようだが)との争いを描いています。
近未来でありえる世界を描写しています。



更に、、

こんなのも読んでしまいました。中々のハードコアな内容。


これは、TVで彼の作品(わたしを離さないで:綾瀬はるか主演)が出ていました。その作品よりは、すっきりした内容で読みやすかったです。


【タグ】辻邦生  雲の宴 貴志祐介 新世界より
    伊藤 計劃(いとう けいかく)ハーモニー
    カズオ・イシグロ わたしたちが孤児だったころ






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2016-11-10 07:36:26


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