SDTMの気まま空間

SDTMが徒然に書いて行きます。

風のようにうたが流れていた / 小田和正

2014-07-15 09:11:52 | 書評
★ 風のようにうたが流れていた / 小田和正

2004年に3ヶ月、TBS-TVにて「風のようにうたが流れていた」というタイトルで放映されていた「小田和正」さんの
レギュラー番組。その番組の内容を綴ったのがこの本です。

サブタイトルが「小田和正 私的音楽史」とある。
小田さんが最後の番組で言った言葉を引用すると


音楽が好きで、聴いているうちに、どうしてもそれを自分自身でやってみたくなって、
試行錯誤を繰り返してくれるうちに…

自分の作った音楽を一生懸命喜居てくれる人たちが現れたということです。
自分は決してその人たちを頼って音楽を始めたわけではなかったし、
そんなことをがおこるなんて、考えてみても居なかったのです。…

作り手と、受け取り手がいて、はじめてそこに文化が成立するのです。…

僕たちのささやかな、文化の担い手になっていけるのかもしれません。
誇りを持ちたいものであります。

これからも、また自分の言葉で音楽を作り、歌っていけたら、
そしてそれを聴いてくれる人たちがいてくれたら、それを超える幸せはありません…



ということに尽きるのでしょう。


まあ、この本を通じて新たに知りえたことと言えば、

1.「たそがれ」という曲は英語バージョンがあり、USAでも流れていた、、



2.島倉千代子さんに歌を作曲してあげたこと。「あの頃に届け」というタイトル。




という感じです。

本の内容は、なかなか重厚でやはり相当な音楽通でないと難しいかもしれません、
でも、あまり文章ばかりでなく写真や、こまめに解説が欄外に掲載されているので
意外と読みやすく感じました。


【タグ】 風のようにうたが流れていた 小田和正
    たそがれ 島倉千代子 あの頃に届け




気にって頂ければ、以下の投票ボタンを押してください。励みになります。

blogram投票ボタン

最新の画像もっと見る