林檎日記

わたしです

天国は待ってくれる

2007-02-26 20:42:11 | ジャニコン、舞台、イベ
見てきましたよ。もう、一昨日の話だけど。
泣きましたよ。泣いたけど、内容はイマイチよくわからん。
因みに泣いたのは宏樹が薫に「大丈夫?」と言うセリフとそれに続く「春を待とう」の場面です。いのっちの声、いーなー。いのっちの歌、いーなー。
「大丈夫?」のところは、薫の気持ちになって泣けました。うれしかったんだもん。
いいなー、いのっち。いのっちの顔好き(←!!!)いのっちの泣きそうな顔とか、頑張ってる顔とかみると、「うわー。好き!!」って思うよね~。

でも、内容はよくわからない。幼なじみがいないからわからないのか?男友達がいないからわからないのか?三角関係になったことがないからわからないのか?
武志がプロポーズするシーンの宏樹の反応をみたら、薫を好きなことは明らかじゃんか。薫の反応みても宏樹を好きな事は明らかじゃんか。なんで!?
…宏樹は薫が自分の事を好きな事に気付いていないとしよう。すると……うん、あぁなるかな。
…薫は宏樹が自分を好きな事を知らないとしよう。…2番目に好きな男からプロポーズされ、1番好きな男が「それいーじゃん」と賛成している……うーん、際どいな。私でも、その時の心境次第で、受けてしまうかもしれない…。
武志は、薫が宏樹を好きな事を知らなかったんだろうか。…知らなかったら、ああいう行動にでるかもしれない。…プロポーズした時に気付かなかっただろうか?気付けよ!!!・・・映画最後の方で、武志が薫に「お前はこどものころから宏樹が好きだった」とかなんとか言うんだよね。それは、プロポーズする前からわかっていたの?それとも、生死の境をさ迷っている間にわかったの?・・・だってー、わかった上でのプロポーズだったり、婚約パーティーだったりしたら、理解できません!!!だって、、絶対幸せになれないじゃん!!宏樹や薫は幸せになれるかもしれないけど、自分は絶対に幸せになれないじゃん!!武志の性格だったら問題ないのかな?私の性格では絶対に幸せにはなれない。だから、ありえない!!
いや、もしかすると、宏樹も薫も武も、三人とも宏樹と薫が両思いな事に感づいていそうな気もするのよ。そうなると、もう、三人ともわからんね。それが聖三角形の成せるわざなのか?薫にプロポーズをOKされて浮かれて川に飛び込む武志を、宏樹は悲しそうな、困ったような顔をしてみているんだけど、その宏樹をみて、薫が笑うんだよ。それが謎で。わからない……、あの笑顔の理由が……。あれがわかったら、他の謎も全部解けそうな気がするんだけど。
そしてですね、物語の構成として、何故薫は武志のプロポーズを受けたのか、なぜ武志は事故に遭わなければならなかったのか、一ヶ月の植物人間状態は必要だったのか、意識が戻る必要はあったのか、やっぱり武志は死ななきゃならないのか。なんのために。
例えば、最初から宏樹と薫のハッピーエンドでは聖三角形は語れないのか。
薫と武志のハッピーエンドではいけなかったのか。
武志がすぐに死んでしまえば、もっと進展も早かったんじゃないだろうか。
武志がずっと植物人間状態の方が、宏樹と薫はうまくいったんじゃないか。 せっかく目覚めたんだから、生かしてあげればいいのに。武志が生きていても、なんら支障はないでしょ?
どうも、「聖三角形あってのこの話」とか「こういうことがあって聖三角形が生きる」とかよりも、「聖三角形をみせるためにはこういう状況を作ったらいいだろう」というような、制作者側の意図がみえるようでイヤだ。聖三角形を描きたいが為に、三人が踊らされているかのようで。
………わからん。こんな感想も、あの薫の笑顔の理由がわかれば、ひっくり返るかもわからん。


もひとつ泣いたシーンがあります。「あなたの幸せはあなたにしかわからない」石田あゆみが娘の薫に言うセリフ。真実だと思います。そして、おもーーい。私達は、兎角自分の基準でひとの幸せも図りがちだけど、人の幸せはその人にしかわからないんだ。だから、宏樹も武志も薫も、彼らの基準からいえば、武志と薫の結婚で幸せだったのかもしれない。……と、いうのと、自分の幸せは自分で決めなくちゃいけないんだなぁ。というか、自分の幸せは自分にしか作れないんだなぁ。というか、幸せもなんも自己責任じゃないスか!!!それって、、、当たり前かもしれないけど、、、キビシー(>_<)

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