girlのスペルが分からなくて、冷や冷やした私でございます。
昨日、11/2、観てきました
面白かったよー、わたしは。どうやら友人はそうでもなかったらしいのですが。
まず、色んな彼女が出てくるのが面白かったです。色んな人がいるなあ、色んな反応があるなあ、と思って。
ずっと、2人芝居で、健君の相手が次々と変わっていく舞台だったので、色んな反応が分かりやすくて、面白かったですね。
健君の役は、本当にダメでひどい男なんだけど、私的には「こんなにダメな男でも、この顔に言い寄られたら、断れない~。この顔だったら、こんな性格でもありー。別れて数年後でも、呼び出されたら行っちゃうー。」と。顔。顔ですな、あの顔は、なんかたぶん結構なんでも許される。私的に。でも、結婚はしないわー、絶対に。
舞台後、友人と話していたら「あんな顔の人は、私に言い寄らない」と言っていましたが、それはさておきの話ですよ。
私は顔ですが、じゃあ、彼女たちは何が好きなんだろう、という疑問が浮かび、「やっぱり顔じゃない?」と、結論づけた私たちですが、それだけでもないのかもね。あの、ひどい性格が、それもまた、魅力になっているのかもしれないね、と、パンフを読んでて思いました。分からなくもない。
彼は、本当にひどい男なんだけれども、本当に酷い男でも、顔次第でアリらしい。という、私についての新発見が一つ。
あと、こんなに酷い男だけど、彼は、実はすごく一生懸命生きている。ちゃらんぽらんにみえて(る人)も、本人は、自分自身では、かなり真剣に、精一杯生きている。という、新発見が一つ。精一杯生きている真剣度としては、もしかしたら私よりも立派かもしれない。ね。それを、彼だけではなくて世の中のちゃらんぽらんに見える人達に汎化してもいいのかもしれません。
私は、彼が、彼女たちの前で話したことは、全て本気だったんじゃないかなあ、と思うんですよ。それなりに計画があってやったことだけど、そんなことは忘れて、自分が作った世界観に浸っていたというか、んー、でも、帰ろうとする彼女たちを必死で止めたのは、やっぱり計画のためなのかな?とも、思ったりもする。
健君は、パンフの中で「彼は結婚しないと思う」と行っていますがね、私は、結婚すると思うなー。彼はね、結婚したいんですよ、たぶん。・・・4番目の彼女と。でも、4番目の彼女とは結婚できないから、今のフィアンセと結婚するんです、多分。4番目の彼女がその気になったらどうかというと、それでも、彼は彼女とは結婚できないですよね。彼女とはうまくいかない。でも、結婚はしたいんですよ。だから、彼のフィアンセは、私はバカなんじゃないかと思ってますよ。今回の舞台で登場した女性たちはみんな知的に男と話すことが出来ていたけど、そんな知性を持ち合わせていないフィアンセなんじゃないですかね。男の言うことを全て信じてしまうような。・・・、でも、今回登場した彼女たちも付き合ってた当初はそうだったかもしれないから、やっぱわからないかー。
おもしろいねー。色んなタイプの女性が、同じ、酷い男に魅力を感じるなんて。面白い。
同じ男が、色んなタイプの女性に魅力を感じる、とも言えるんだけど、そっちはあまり面白くないなあ。興味ない。なんでだろう?
いやあ、しかし、舞台後しばらくニコニコが止まらないくらい面白かったですよ
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