林檎日記

わたしです

死に方

2006-03-25 21:59:30 | 認知症にまつわる話
Hさんは、まだ生きてますよー。 でも、反応とか一切ありません。一切なくても意識はあるかもしれないのでなんともいえないけど。
意識がなかったとしたら、「なんだ、この状態!?」と思ってしまう。意識があったとしても、もし、本人に「生きる」気がないなら、やはりそう思いそうだ。
さっき、どこかの医者が人工呼吸機はずしたとかなんとかニュースでやってたね。詳しくみてないからわからないけど。
まぁ、その話はおいといて。
今日、看護婦さんに「ご家族の方は、これ以上の処置は望んでいらっしゃらないの?」ときかれました。これ以上、処置のしようもないのかと思っていたら、そうでもないのか。 でも、それでいいのかもね。とも思う。処置したところで、どのくらいよくなるかわからないしね。できるだけ、苦しまないで逝ければ、それでいいかなー。って。
「どんなになっても生きる」よりは、いい死に方を模索した方がいいのでは?
先日亡くなったMさんの亡くなり方を、私は、かわいそうに、申し訳なく思うから。病院よりも、ホームで、亡くならせてあげたいかな。本人の意思はわからないけど。
「できるだけ長く生きてほしいね」と、他のスタッフと言葉を交わすことがあります。他のスタッフがどういう気持ちでそう言っているのかはわからないけど、私の場合、明らかに『私の為に』だね。私ができるだけ長くHさんに関わっていたいからで、Hさんの為にそう思っているわけではありません。Hさんはどう思っているのでしょうか、、、それはHさんのみぞ知る。

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