やっと鑑賞できました!
2018年公開 羊と鋼の森
主人公は、高校生の時に学校に来た調律師との出会いによってピアノの響きに世界との繋がりを感じ、調律師の道を目指す。
東京の調律師の学校を卒業し、故郷の楽器店に就職。
先輩達との出会い、様々なお客様との出会い、そのお客様の中で…とある姉妹との出会い…、主人公が調律師としてどんどん成長していく。
“音”
最初から最後まで“音”がキーワードでした。
私にこの物語りを勧めてくださった方が、どうして推してくださったのか…わかりました。
“音”と向き合い、“音”を求めていく中で、主人公自身の目標、将来進んでいきたい道も開いていく…
“音”
唯一応援してくれていた祖母の突然の死によって主人公は、調律師になろうと思った原点を思い出す…
「ピアノは世界とつながっている」
この言葉はグッときました。
この“世界”とは…
育ってきた山、森、木々、空、風、…そういう大自然の事なのだろう。
“音”はそんな広い広い世界から生まれる…
そしてその“音”の響きを考えて、考えて、“届ける”
「ハンマーが弦を叩く
音が次々生み出される
ピアノが、世界中に溶けている美しいものを集めて音楽にする奇跡なら
僕はこの森を歩いていく
どこまでも」
最後の主人公のこの言葉は
心に響きました。
ずっと著:宮下奈都さんの、この小説を勧められてきて、読みたい読みたいと思っていたら、なんと!映画化🎬
やっと鑑賞できました。
劇中で姉妹やピアニストが弾く曲も知っている曲ばかりで、「おおー!」と思いました!
ピアノをやってる皆さん、
いや音楽をやってる皆さんに、ぜひ観ていただきたいな〜
と思った作品です♪
Mon“Design-NeT”