Mon´の日記

アーティストMon“Design-NeT”の日記。
HALE to KE(ハレとケ)な日々。
時々広島弁。

楽器のご先祖様たち@ペルシャン ダルビッシュ

2012年12月16日 01時16分22秒 | 音楽・舞台・映画
久々に、ペルシャ音楽とお料理のお店『ペルシャン ダルビッシュ』に伺いました♪


今回は、どーーーーしても二胡のご先祖様と言われている“カマンチェ”を見せて頂きたくて、気合い入れて伺いました(笑)

こちらがカマンチェ!

弦は4弦で、回しながら弾くので、二胡より胡弓に近い感じでした。
音は、ヴァイオリンに凄く似ていたのですが、それは調弦をそうしていたみたいで、もっと二胡っぽくする事もできるみたい。
弓は、緩かったな。二胡っぽい。

あと、カマンチェのボディーは、女性の胸の形をしているのです。
現代に作られたカマンチェは、その形を少し変えてあってわかりにくかったのですが、もっと昔に作られたカマンチェを見せて頂いたら…なんと!
ボディーの後ろ側に突起物があり、それは乳房の形なのです!!

カマンチェは、女性的な音を連想させる楽器らしいです。

なるほど…
そういえば、二胡を聴いた時、女性の声のようだな…と思ったんよなぁ…。

よし、色々謎が溶けてきた。



それから、
タール、セタール、タンブールも見せて頂きました。

タール、セタールが、どうやら三味線のご先祖様らしい。

タンブールは、元々 音も小さく、自分で抱えて楽器のボディーと自分の体を密着させて、楽器を弾いて出る音の振動を自分の体(魂)で感じる…という自分一人の為の楽器だったらしい。

それをもっと改良して、ボディーも皮をはって、音が共鳴するようにしたものがタール。
タールの皮の部分に向かって歌うと、リバーブがめっちゃかかる。
この構造は、クラシックのコンサートホールで活かされているそうです。

あと、セタール。
“セ”は3弦という意味。

ということから、三味線はセタールとタールの両方がご先祖様らしい。


そして、ピアノのご先祖様サントゥールも見せて頂きました。


あっ!
もちろん、全て演奏も聴かせて頂きました。


いやー。勉強になったなー。

しっかし、こんな機会ってなかなか無いよね。
音楽やってたら、一度はこういうこと学ぶのですが、実際にそういう楽器を目にする機会は無い…

それなのに、こんな機会を頂ける私は、本当に幸せ者です。

ありがとうございました(^-^*)


いやーーー!
ガンバロ!!


Mon“Design-NeT”

コメント
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