2月17日 大阪府吹田市の旧西尾家住宅。 江戸時代から代々庄屋を勤める家柄のお屋敷でひな祭りが開催されていました。 旧家の客座敷や主屋の奥座敷に御殿飾りなどの昭和初期~後期のお雛様が飾られていました。 女の子の夢と希望のお雛様、今も昔も憧れですね。 3月3日まで開催されています。
昭和4年(1929)制作の御殿飾り雛。 御殿飾りは明治・大正時代を通じて京阪神間で人気があり、戦後には広く西日本一帯で流行しました。
お内裏様とお雛様、三人官女をアップで・・ いいお顔をされています。
奥座敷へ
昭和40年(1965)制作の7段飾りのお雛様。 昭和30年代中頃には一式揃えの段飾り雛に押されて御殿飾りは姿を消していきました。
音楽家の貴志康一誕生の間に飾られた御殿雛。 このお雛様も昭和初期のもの。
親王飾り。
立ち雛。
西尾家に伝わる掛け軸風の押し雛。 豪華な御殿飾り雛や段飾り雛、珍しい押し雛などを楽しませて頂きました。
2013年・旧西尾家住宅のひな祭りは明日3月3日まで開催。 ひな祭りイベントがあります。