映画鑑賞🎦 2024年8月 3本目 Total-29本 京都シネマにて・・・ 『ボレロ 永遠の旋律』原題:Bolero フランス製作
5回にわたって有名なローマ大賞を勝ち取ろうと試みるものの、一度も大賞を獲得することができなかったのです(落選)。
作曲家ラヴェルの最高傑作「ボレロ」の筈が・・・ 彼はこの曲を好ましく思っていなかったように思いました。 世間の評価は別です。 今も世界のどこかで15分に1回、演奏されているそうです🎹🎻🎶 1分間の旋律を17回繰り返す方法で作り上げたものでした。
今日は何の日だったのでしょう(・・? チケットの売り場に列がぁ~~~ こんな事めったにないのですが(>_<)
ギリギリ開演時間に間に合いました🎦
~ラヴェルを取り巻く(影響を与える?)女性たち~
💜ラヴェルの母:第一次世界大戦に志願し、途中休暇をもらって家に帰ると病気の母の姿がありショックを・・・間もなく母は旅立ち創作意欲が失せてしまうのでした。
💜イダ・ルービンシュタイン(ダンサー):彼女から「私のバレエのために音楽を書いて」と曲を依頼されて生まれたのがこの名曲。
💜ミシア:ラヴェルの生涯の恋人?
💜マルグリット:ラヴェルの傍にはいつも彼女がいて、よき理解者・協力者でもあった。 ピアノも演奏。 映画の終盤で、彼女が舞台上のピアノを弾いているのを傍で聴いていたラヴェルが倒れて病院に運び込まれ手術を受けたと思われます(頭に包帯ネットがあったので・・・)
名曲「ボレロ」のヒントは、家政婦のために演奏した流行歌でした。 ボレロ作成途中で、「その曲、好きです。胸が熱くなる」との家政婦の感想も彼を力づけました。
彼は作曲家というより芸術家で、そのために精神的な「病」に侵されたのかな(今で言うなら鬱とかアルツハイマー・認知症みたいな・・・)と感じる内容でした。 少々掴みどころのない、あやふやな気分でしたが「音楽」は素晴らしかった。 フランス映画らしい(^_-)-☆