童謡「ぞうさん」や「やぎさん ゆうびん」などで知られ、やさしく深い言葉で命の貴さをうたいあげた詩人のまど・みちお(本名石田道雄〈いしだ・みちお〉)さんが、28日午前9時9分、老衰で亡くなった。104歳だった。
葬儀は未定。喪主は長男石田京(たかし)さん。
故團伊玖磨(だんいくま)さんが曲をつけた「ぞうさん」や「やぎさん ゆうびん」をはじめ、「一ねんせいになったら」「ふしぎなポケット」などユーモアあふれる童謡詩は歌い継がれ、子どもたちに愛されてきた。ぼくも、ゾウも、マメも、かけがえのない存在としてここにいる、とうたった「ぼくが ここに」や「ぞうさん」などの作品を通して、「自分が自分であることのすばらしさ」を伝え続けた。
朝日新聞デジタル2/28より抜粋
【当館所蔵の資料】
「くうき」
「のぼりくだりの…」
「ねぇあそぼん」
「ててて」
「せんねんまんねん」など
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一般書
「ときめくコケ図鑑」
田中 美穂∥文 伊沢 正名∥写真 山と溪谷社
ごく身近に生えているものから、ちょっと珍しいものまで、蘚類71種、苔類34種、ツノゴケ1種、全部で106種のコケを、美しい写真とともに紹介します。野外観察のヒントや、ルーペの使い方なども掲載。
「手のひらの音符」
藤岡 陽子∥著 新潮社
不器用でもいい、間違いでもいい。ひたむきな全力が私を強くした-。45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在へ、時代の荒波をひたむきに乗り越えた女性の仕事と恋を描く。
児童書
「おしえて!インフルエンザのひ・み・つ」
岡田 晴恵∥著 きしら まゆこ∥絵 ポプラ社
インフルエンザはなぜ毎年流行するの? どうやったら予防できるの? インフルエンザウイルスの正体、新型インフルエンザ、インフルエンザの予防と対策について、イラストを交えて解説する。
「あみだだだ」
谷川 俊太郎∥ぶん 元永 定正∥え 福音館書店
「あみだだだ だあみだだ このみちそのみち どこへいく?」 わらべうたのように楽しい谷川俊太郎のことばと、元永定正による色と線の世界がユニークなあみだの絵本。
ヤングアダルト
「医者になりたい君へ」
須磨 久善∥著 河出書房新社
日本初の難手術「バチスタ手術」を成功させた、世界の第一線に立つ心臓外科医が、手術の現場を体験することで感じた命の大切さや、医療のあり方についての考えをまとめる。
「ショウ」
吉野 匠∥著 TOブックス
異世界・ロンザリア。魔族に完敗を喫した人間は地下都市に閉じ込められていた。かつて人間世界で暮らしていた剣闘士のショウは、行方不明となった妹を探すことを諦め、希望を失っていた。だが1人の魔族の少女と出会い…。
<TRC MARCより>
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「利休にたずねよ」で直木賞を受賞した作家の山本兼一(やまもと・けんいち)さんが13日、肺腺がんで死去した。57歳だった。通夜は15日午後7時、葬儀は16日午後1時から京都市北区紫野宮西町34の公益社北ブライトホールで。喪主は妻英子(ひでこ)さん。
1956年京都市生まれ。出版社勤務を経て、2002年に「戦国秘録 白鷹伝」で長編小説家としてデビュー「火天(かてん)の城」「千両花嫁」でそれぞれ直木賞候補になり、09年に「利休にたずねよ」で第140回直木賞を受けた。
織田信長の居城安土城を建築した宮大工が主人公の「火天の城」は西田敏行さん主演で映画化され、茶の湯を大成した千利休の人生に迫る「利休にたずねよ」も市川海老蔵さんと父・団十郎さんの共演で昨年映画になった。
朝日新聞デジタル2/13より抜粋
【当館所蔵の資料】
「花鳥の夢」
「まりしてん【ギン】千代姫」
「おれは清麿」など
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