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北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(052-0508) 身近な薬物のはなし

2025年05月23日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり」(松本俊彦著 岩波書店 2025.3.13 第1刷 269ページ)
著者は精神科医で覚せい剤などの違法薬物や自傷行為など依存症の臨床治療を行っていて、薬物に関しての第一人者である。市販されているストロングZERO(アルコール度7~9%)は危険ドラッグとして規制すべきと著者は唱える。
ある薬物が「違法か合法化か」は、医学的に決められているわけはなく、実は政治的に決められている。過去を振り返っても、「合法的」な薬物がさまざまな害を引き起こしてきた。
実際、アルコールが日常生活において飲酒運転や飲酒時の暴力がもたらす被害の頻度や大きさは他の薬物を圧倒している。
薬物のビッグスリーは」「アルコール」「タバコ「カフェイン」という。それに加え、市販薬のオーバドーズ(過剰摂取)が急激に増えているとも。
上手に付き合うことが肝心で、薬物にはよい、悪いはなくて、薬物の使い方によい、悪いがあるだけ。悪い使い方をする人は何らかの困りごとを抱えているということ。絶対的な安全な薬物は存在しない。
著者は「結局、人間は意識を変容させるのが好きなんです。人間の性(さが)ですね。

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(051-0507) 北海道の脊梁 日高山脈

2025年05月19日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「 北海道の脊梁 日高山脈」(編集者黒川伸一 編集北海道の脊梁 日高山脈 共同文化社 2025.5.15 初版第1刷 191ページ)
購入金額2970円。北海道新聞に紹介され、早速購入した。いい写真が多い。日高山脈のほとんどを踏破しているが写真と記事を見ると再度登ってみたくなる。
北海道の日高山脈深堀本である。特異な植生のアポイ岳、日高山脈の登山者、開拓者、画家の坂本直行、江戸時代に開削された日高と十勝をつなぐ古道のいま、電源開発で山奥への延びた林道と台風う被害を紹介している。国立公園に指定された経緯も掲載されている。


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(2025-35) ロープワーク

2025年05月18日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

ロッククライミングや沢登りに必要なロープワークを復習した。

ギア類の確認。

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(2025-34) 梅林公園

2025年05月17日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

梅が最盛期と思い、壮瞥町にある壮瞥公園に出かけた。
行ったがすでに時は遅しで梅は散っていた。

 

公園を降りるとリンゴの木の花が満開だった。

3時間半で散策距離7.5㎞。獲得標高差236mの歩きだった。

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(050-0506) PHP NO.925

2025年05月17日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「PHP NO.925」(2025年5月10日発行 112ページ)
何十年ぶりだろう。これを手にしたのは。コンビニに売っていたのを立ち読みし、そのまま購入した。
表紙裏の説明には「PHP」は1946年、松下幸之助によって創設された。「PHP」は”PEACE and HAPPINESS through PROSPERITY”(物心両目の調和ある豊かさによって平和と幸福をもたらそう)を意味する。925巻目という数字も驚きだ。定価300円。
「抜萃のつづり」に「PHP」のエッセーを掲載されていたのを目にしていた。
いい言葉、いい人生、ヒューマン・ドキュメント、エッセー、連載、私の信条など多彩な文章が掲載されている。1年12冊で3,600円が年間購読料。読むのを続けてみようか。

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(049-0505) 幸せジャンクション

2025年05月16日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「幸せジャンクション キャンピングカーが運んだ小さな奇跡」(香住泰著 株式会社ディスカバー・トゥエンティワン 2023.1.27 第1刷 297ページ)
小さな運送会社で配車係をしていた主人公は勤務先が倒産し退職金代わりにキャンピングカーをもらった。途方に暮れる主人公は不思議な縁に導かれ、キャンピングカーを使った人助けの旅に出る。
走行距離1259キロになる3泊4日の旅をきっかけに主人公の過去が出てくる。結末は読んでのお楽しみだ。

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(048-0504) 直木賞を取らなかった男

2025年05月14日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「直木賞を取らなかった男」(新堂冬樹長 光文社 2024.12.30 初版第1刷 364ページ)
創作であるが図書出版界の内幕がわかる本である。著者の図書は初めて読む。
著者の体験をもとにしていると思うが、真の小説家はジャンルを問わず、文章を書き、本にすることが継続できるかどうかなのだ。
そこに介在するのが編集者だ。編集者の力量で図書の価値が下がったり上がったりする。売れる売れないも編集者次第といっていい。
本書は主人公日向誠は流行作家になったが、何の文学賞が取れなかったが最初から文学賞を目指しておらず、100冊を超える図書を出すことができ、ベストセラー作家になったのは編集者である磯川諒介の才能とアドバイスで流行作家になっていく過程を描く。

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(047-0503) どうぶつと獣医さんの本当にあった笑える物語

2025年05月12日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「 どうぶつと獣医さんの本当にあった笑える物語」(原案・北澤功 満が・ユカクマ 2016.7.7 第1刷 175ページ)
読んでみると子ども向きの本。動物園にいたときと動物病院での出来事を漫画にしていている図書。

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(2025-33) 山開き 

2025年05月11日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

カムイヌプリの山開きは51回目という。
神事で安全祈願をし、頂上まで往復した。

オクエゾサイシン

ミヤマカタバミ?

ヒメイチゲ

フッキソウ

エゾエンゴサク

ヒトリシズカ

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(2025-32) ごみ拾い

2025年05月10日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

山開きの前の登山道のごみ拾いに参加した。
雨天でレインウエアを着こんで参加した。午前中で終了。

3合目登山口で山開きをするのでテント設営も手伝った。

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(046-0502) おきざりにした悲しみは

2025年05月09日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「おきざりにした悲しみは」(原田宗典著 岩波書店 2024.11.8 第1刷 271ページ)
波乱万丈の人生の残りは捨てたものではない。
「俺たちはチームだんだろ?おじちゃん、自分で言ったじゃないか。チームっていうのは、負けた悔しさも、勝った喜びも、分かちあうんだろ?」
襖に描いた書が400万円で売れ、その金を分けるときの他人である娘(姉)が言った言葉に涙が出てくる。
二人とも、胸を張れ。そして空を仰ぐがいい。天はお前たちを決しておきざりにしないぞ。
主人公の長坂誠は65歳。「もうおじさんではなく、おじいさんだ」。
帯には運命の歯車が、ある姉と弟との出会いから動き出す・・・・。おきざりにされた者など、いない。生きていくかぎり、ささやかではあれ希望が生まれ、その旅は続いていくから。
題名は吉田拓郎の「おきざりにした悲しみは」(作詞岡本おさみ)から。
読み進んでいくと情けなくなり、読みかけの本を放り出したくなる。社会の底辺というのが切なくなる。「おきざりにした悲しみは」の曲を聴きながら読むと余計目に染みる。

この本は親友であるSKから紹介されて読んだ。刊行されて間もない。いい本と出合うことができた。感謝したい。

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(2025-31) 南日高にあるポピュラーな山

2025年05月05日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

今日の行先はアポイ岳(810m)。登り700mを2時間半で頂上につけた。
行きかう人が多いのはゴールデンウイークだから。

下山後、アポイ岳ジオパークビジターセンターに寄り、館内を見学して帰宅した。

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(2025-30) 旧道

2025年05月04日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

しばらく雨天続きで山に行っていなかった。
今日の歩きは様似山道。旧道が再開したとの情報を得て、歩いた。
約9キロmを4時間少しで踏破した。獲得標高500m。歩きというよりも登山である。

一般的な道ではない。登山であることを意識して行動すべき旧道であった。

 

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(045-0501) 「幸せ」を背負って

2025年05月02日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「「幸せ」を背負って積雪期単独 北海道分水嶺縦断記 」(野村良太著 山と渓谷社 2024.11.5 初版第1刷 214ページ)
著者の講演を以前聞いたことがある。2024年年末に放映された「白銀の大縦走~北海道分水嶺ルート670キロ」は見ていないがいつかは見ようと思う。
宗谷岬から襟裳岬まで670㎞を歩く。それも分水嶺を歩くというのだからすごい、としか言いようがない。
登山好きな自分にとってこの分水嶺を歩くということは大変なことだし、著者のその精神力もすごい。163ページのテレマークスキーヤーから言っていた言葉「世の人は、明日やろうはバカやろう、なんて言うけれど、オレから言わせれば、今日できることは明日もできる、だからね!」に著者は今でもの心に残っているという。いい本だ。

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(044-0410) DTOPIA(デートピア)

2025年04月28日 | 四季の山登り(2025.1.1~2025.12.31)

「DTOPIA(デートピア)」(芥川賞受賞作 安堂ホセ著 文藝春秋2025年3月号 228p~316p上下段)
第172回芥川賞受賞作。「DTOPIA」は南の島、ボラ・ボラ島で開催された恋愛リアリティーショーが主な舞台でそこに参加した井矢汽水(いやきすい・男)と語り手のモモが登場し、汽水とモモとの間にあった過去のある出来事から派生する物語。

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