月形には刑務所（昔は集治監と言いました）があります

・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【明治の激動、歴史の裏側でひっそり囚役していった人達がいたのです】

（小高い山に登れば石狩平野が見渡せます）

北海道の道路や鉄道建設は囚人労働の賜物だったのです、明治維新の頃は体制に反対を唱えて多くの士族が捉えられて北海道開拓の
囚人労働力として投獄されました

（囚人の中には極悪非道の者もいたのですが、多くの反体制の政治犯もいました）


・　　　　　　　　　　　　　【当初から番外地：網走に刑務所があったわけではありません】

月形（樺戸）の後には三笠にできて、二つの刑務所を結ぶ道路が作られたのです、（悲しい歴史をもつ峯延道路は一直線に伸びていました）

峯延駅をネット検索すると出ていました

「月形の樺戸集治監と三笠の空知集治監を結ぶため，両集治監の囚人を使役して明治20年に着工，明治23年に完成した道路である。
　今では信じられないが，当時はどろどろの泥炭地帯で大変な難工事となり，囚人労働は悲惨を極めたという。
　峰延はこの樺戸街道と上川道路(現国道12号)の分岐点に位置する市街地である。峰延駅開業当時は月形の樺戸集治監への
　交通要衝であり，大臣など大物が乗降する一等駅だった。」

刑務所には大臣が来るほどの重要人物が収監されていたのでしょう


・　　　　　　　　　　　　　　【今は国道となっている道路です】

僕には二つの刑務所を望む一直線の方向には、その後の刑務所になった網走方面に向いるように思えてならないのでした

（私事なのですが、母方のヒイ爺（古田と言います）さんは福岡から月形の刑務員として北海道にやってきたそうです
　ひら刑務官ですから貧乏で食えなくて旭川に出てきたような事を耳の遠いおじさんから聞きました）



円山展望台に上って暗い歴史を振り返った後は月形温泉に入って気分転換です、いつもなら不定期営業の公園前の焼肉屋さんの光が
遅く夜を点滅していました

（各地のイベントに呼ばれて本店の営業ができないと店主のような女将さんが零します）


・　　　　　　　　　　　　　　【キャンカーはキャンプ場の奥へ案内されます】

奥から歩いてキャンプ場の外の居酒屋さんまでは相当の距離があるのです。キャンプ場の前には月形温泉があって広い
駐車場があります
月形温泉の一番端の駐車に停めれば居酒屋さんまでの距離は半分位に短縮が可能なのです


・　　　　　　　　　　　　　　　【温泉の前には焼肉の建物が立っています】

普段お店は全道で開かれるイベントに参加するのでいつもは開いていません、大きな鳥の焼き物が有名なお店だそうです


・　　　　　　　　　　　　　　　【メニューは普通にパウチされたものでした】

僕の数少ない居酒屋経験によりますと、焼肉屋さんは汚れもあって例外としますが、メニューがパウチされていると興味半減になるのです

（これを補うように本日のおすすめが黒板や白板に手書きされていればＯＫです）


・　　　　　　　　　　　　　　　【ホルモンとカルビを注文です】

ホルモン上と並みは一緒のお値段でした、不思議だなと思って想像すると上は直腸の上の大腸に当たる部位だから上であって
上下の差ではないと思いました、ホルモンを大腸と直腸に分けて出すお店は初めてでした