しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

「斜里漁港」は朝から操業準備です!

2009年10月31日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・            【今は何が採れるのでしょう?】

網を巻くクレーンを積んでいますから定置網ですね、漁場は近場だと思います
3人位で出港準備です、やけに少ないなあと思っていました
市場の物陰からトラックが急にやってきて荷台に乗っている男達が手際よく
クレーンで氷の塊を積み込んでいます

一人は氷を潰す為かハンマーを持って船倉内部にもぐりこみます

(何をとるのか判りませんが、今の時期は大型の秋鮭や中型のカラフト鱒だと思います?)



3,4時間待っていれば何が採れるのか判るはずですが?


・           【男達が素早く乗り込んで出港です!】

定置網ですから、持っていく漁具なんてありませんから、素早く出港できます
その昔の羅臼では大漁続きで、中学出たばかりの坊やが胴巻きに札束を無造作に
突っ込んで飛行に乗って、札幌「ススキノ」辺りまで繰り出したんだよと
景気の良かった話も聞きます

(漁師さん達は船長さんを除くと皆さん若いように見えます!)



見送る人は誰もいません!


・           【出港しながらも準備に忙しい!】

港の風景から「ホタテ」や「コンブ」でない事は確かです
沢山のトロ箱が無造作に詰まれていますから、おそらく秋鮭だと思います
この時期網の目は大きくて秋鮭だけが掛かりまして、魚体は大きく漁獲のわりには
仕分け作業が短時間で終るのではないでしょうか?

伊豆の定置網には色んな魚が掛かりますので仕分け作業が大変です
大中小の規格別にあじ、さば、いなだ、いか、トビウオ、雑魚と魚穫後の市場出荷作業が
港で繰り広げられます

秋鮭は魚体より雌雄を別けてメスは腹を割いて卵をとって「いくら」に加工します
雄も腹を割いて塩漬け後冷凍されて新巻鮭になります

(鮭の身も抱卵したメスより雄ほうが美味しいといいます)



ネットで調べたらこんな写真と記事がありました!


・          【同じ形をした船です】

斜里町の平成13年の総漁獲高は2万4千トン、52億円(うちサケ・マスは2万1千トン、43億円)
北海道網走支庁経済部水産課編「平成13網走の水産」より

8月から10月の盛漁期には水揚する漁船や漁獲物運搬車両などで港やその周辺は大変な
賑わいを見せます。

輸入の養殖魚介類が多く流通する中で、北海道のサケ・マス定置網漁業は数少ない
自給可能資源として大変重要な位置を占めています。斜里町のサケ・マスの漁獲量は国内のそれの一割以上を占め、日本一の量となっています。



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