しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

横浜から栃木県真岡市まで渋滞走行でした!

2013年08月25日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・               【「おふくろ」さんは88歳です、いつもはおしゃれしています】

寝起きで山姥のようなお姿ですが僕の2013年夏のお袋の思い出になります、見送ってくれて申し訳ありません!

予期していたのですが、お盆時期の夜に神奈川から東京都心を抜けるのが一苦労なのでした!

横浜を出て第三京浜道路を抜けると大渋滞が始まってました、環状8号は路肩も狭く渋滞に嵌まると
バイクでもすり抜け不能です、目黒通り側に入って都内を抜けようとします、「柿ノ木坂」から
環状7号に入りましても渋滞、駒沢通りに進入、中目黒までやってきました、渋滞道路は結局そのまま
路上で我慢して並んでいた方が早く到着だったかもしれません(急がば回れかもね!)

(中目黒から山手通りに侵入、渋滞につぐ渋滞で渋谷手前で土地勘が働かなくなりました)



山手通りも渋滞です、急遽国道246号に左折で渋谷方面へ入ります、旧山手通りから原宿方面ですが車は全く動きません
国道20号線が大混雑、なんとか裏町裏通りに入って、再び山手通りに出ると反対側走行中で頭も混乱しています
同じ所を通過しながら、夜でも熱気がじっわり纏わりついてきます、額に汗を流し、首からのタオルで
拭って走行繰り返して、何とか新宿に出ました

(まるで伝書バトが長距離を飛ぶ前にグルグル上空を回るように都内をぐるぐるなのでした)



国道20号を横断、新宿を抜けると渋滞解消で山手通りから池袋を曲がれば川越街道に入ります、都会は眠りません
明かりが道路を照らしてくれます、やがて見慣れた道路標識が見えてきました、練馬から「笹目橋」を通って
大宮バイパスに入ると快適走行になりました、遅れを取り戻すために岩槻から高速の東北道に入って、
佐野SAで一休み、ここから一気に北関東自動車道路に分岐して真岡ICに到着でした、佐野SAには
高速道路には目面しくホテルも設置されておりますが、無駄な出費はさけて真岡の実家で仮眠を取ります

(結果的には山手通りの下には高速道路が開通していて、東北道に繋がっています。このルートの選択が
 正解のようです、夜の高速道路には全く思い出が残っていません)

この道は有料なので仕事でも使った事がありません、第三京浜からどこで入れば良いのかも判りません



実家に到着しても深夜なので誰もいませんし、寝ている筈の弟夫婦も出てきません。静かに入ると
嫁に行った姪が出てきて、お互い密かに声立てないで「こんばんわ!」です

(事情は連絡してますから深夜の訪問も判ってる筈です)


・              【おふくろさんも「こんばんわ!」仮眠していきます】

半年振りの「おふくろ」さんの部屋はクーラーが利いて涼しいのですが、日中暑くて何もする気が起きない
デイサービスに行っても仲間の反応が無いのよ!「おふくろ」さんは今でも「文芸春秋」を読んでますから
マダラボケ老人さんになった人達とは会話が合わないようです、仲間もみんな先に逝ってしまって
孤独感に包まれているようです、何かやる気を起こすようなヒントが無いでしょうか?

(このまま熱射病で死んでしまいたい!早く親父さんの所に行きたいと物騒なことまで言い出しています)

おふくろさん「天寿」という言葉があります、何か生きがいを見出して貰いたい、人間最後の財産は
孤独を癒してくれる友かもしれませんが、長寿すればするほど回りに友達はいなくなります、
母さんには今まで友が沢山いたのです、僕は友が非常に少ないといつも嘆いておりまして
飲みにいくのも一人、バイクも一人旅です、人間は最後だれでも孤独の中で死んでいくのです

母さんは読書好きで自分史も作っています、ブログをやれば皆さんと友達になれます、きっと母さんの
自分史にコメントを寄せてくる人もいるはずです、僕は老後に自分史としてこのブログを写真付きで読むつもりです
毎日思い出を詰め込んでましてパソコンがあればいつでも思い出せるでしょう



三男坊が旨い事言ってました:人生「四苦八苦」の連続なんです

「四苦八苦(しくはっく)とは、仏教における苦の分類。 苦とは、「苦しみ」のことではなく
「思うようにならない」ことを意味する。

根本的な苦を生・老・病・死の四苦とし、 四つの思うがままにならないことに加え、

愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと
の四つの苦(思うようにならないこと)を合わせて八苦と呼ぶ。」

プラス現代においては借金返済苦と裁判苦が加算されまして都合「四苦十苦」なのですが・・・
幸せな事に母さんのこれからの人生には関係ありませんよ!



喧嘩もするけれどママが僕より先に逝けば本当の孤独が始まります!

今回旭川のおじさんも似たような事言ってました、凝っていた「囲碁」も面白くない、「耳」も「目」も悪くなって
今の仕事を続けるのは回りの人に心配掛けるけれど、これが「生きがい」のようになってるからいつまでも続けたい、
待ってる人がいるからと言って、注文があれば何時でも軽自動車を走らせます

(でも来年は免許証の更新だから、続けられるかしら?84歳になる体に不安そうでした)

冥土にいらっしゃる親父殿お願いがあります、おふくろさんがあんな事言ってます、やってきそうだったら追い返して下さい!



そんな話を聞いている内にうとうとし出しました!


・             【「おふくろ」さんの愚痴を子守唄に寝てしまいました】

(横浜から真岡まで200km弱でしょうか?)

起きる時刻の目安はまだ暗い4時半です、おふくろさんが心配そうに見送ってくれます、帰りに寄りますから
見送らなくてもいいよ!と言っても出てきます、いつまでも心配掛ける息子ですみません

母さん写真で見る限り腰は曲がっていません、まだまだ天寿は先になりそうです、何か「生きがい」を見つけて長生きしてください!



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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お母様 ()
2013-08-19 11:32:22
元気そうでなによりです

人生の終焉は何時来るか分かりません
瞬間瞬間を感じ取り最善を尽くすしかありませんね
返信する
紫様:困った事です! (しいたけ)
2013-08-19 17:24:19
生きる望みが失うのは悲しいです、最善を尽くすと言っても難しいね
本人次第とはいえ、孤独は寂しいに違いありません
返信する

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