船上から眺める「ご来光」！

・　　　　　　　　　　　　　　　　【ご来光１】

フェリーの中は退屈でする事ありません、「釣りバカ」をやっていた映写室も朝は何も
やってません
ちょいと寝ては目が覚めてを繰り返してウロウロ徘徊して、甲板へあがってきましたら
海がかすかに明るくなってきました！



「ご来光」なんて富士山で見ようが、赤沢の露天で見ようが、富戸港から眺めようが
一個の太陽に違いなんてありません


・　　　　　　　　　　　　　　　　【ご来光２】

と思っていけません、富士山では苦労して登山して来た道程を思い返し感激し、赤沢の
無料露天からは湯船からでる足先の延長線上：「大島」からの赤い閃光をみて拝みます
富戸港からは定置網の船を赤く照らして早く上がってこいと寒さに震えるのです



苦労して見るからの感激であって、苦労には仕事のストレス、不満、人間関係もあって
手軽にマンションの影から覗く朝日にだって1年に1回位感激して眺める事だってあります


・　　　　　　　　　　　　　　　　【ご来光３】

台風で途中挫折に見まわれた今回の旅を振り返り、感慨を持って眺める事ができるのです
フェリーに乗る直前にも「旅の終わり」を自覚しましたが、こうしてご来光を眺めていますと
旅の終焉を自覚するのです



それでも明日には朝日が再び昇っていまして、日常世界に復帰して行くのです！


・　　　　　　　　　　　　　　　　　【ご来光４】

暗い内から眺めていましたが、空が白み始めて太陽が昇ってくるのにかなり時間が掛かって
寒くなってきました、戻る分けにはいきませんから完全に日が昇るまでいましょう

（船内から大勢の人がご来光を眺めにやってきました！）

大洗港着までは随分時間があります、これから朝食、昼食をとって到着ですから
時間はたっぷりあります

（日常世界に戻るには格好の準備期間でもあるんです！）