しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

苫小牧を通過して「白老」の宿で避難でした!

2010年11月03日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・              【函館は断念、白老で急遽宿をとります】

苫小牧から函館方面走行中ですが、登別手前でこれ以上の走行は断念、宿は決まっていますから
国道をよろけるように宿に到着でした

もうどこでも結構とばかり電話を入れると早速OKの返事でした:民宿「500マイル」さんです
外の雨は豪雨、台風4号はますますひどく、北海道へ向かってきます
函館へ向かう5号線は通行止め、高速道路の道央道も通行止め、完全に函館行きは断念です

国道沿いの宿の裏は太平洋の波が襲っていまして荒涼たる風景が続いています
カッパを通して雨がしみ込んでますから、洗濯機コーナーに入って、これを干して人心地入れました
宿は民宿ですから飾りっけが全くなく、卓球台もありませんのでピンポンもできません

(窓を少し開けて寝たら、すさまじい勢いで雨が吹き込んであわてて畳を拭きました!)



お客さん!お風呂は三つあって一つは露天風呂、残りは内風呂24時間朝まで掛け流しの温泉
内側から鍵かけてね、それが使用中の合図です
お風呂は期待していませんでしたが、つるつるのアルカリ泉で大変気持ちの良い温泉です
湯量もたっぷりこんこんとお湯が掛け流しで流れています

(海に近いですからショッパイ温泉かな、海水温泉かなと思っていたら大間違い
 温泉民宿の名に恥じないお湯でした!)

白老:虎杖浜温泉は北海道でも名湯といえる温泉にインプットしておきましょう!



夕食には「毛かに」が出まして、女将さん「お酢」頂戴な!と催促しましたら
お客さん「毛蟹にお酢なんか入れちゃだめよ!」「あれは内地の水気のない蟹を食べる為にあるんだよ!」
うちでは「お酢」や「七味唐辛子」なんか出さないからそのまま食べてねとにべもありません

俺だって北海道出身なんだけれど、蟹にお酢と七味唐辛子は必需品と言っても聞いてくれません

(好きなように食べさせてくれてもいいのにと思いますが、親切な女将さんには逆らえません
 何んと言っても台風の中泊めてくれたのですから仕方ありません)

毛蟹を十分に堪能しつつ、物足りなさを感じつつ、外の嵐の気配におののきながら食べてしまいました



「毛蟹」も「タラバ」も「ズワイ」も「花咲カニ」だって好きなように食べたかったね
長万部までは行けませんでしたが、毛蟹の本場ですね、昔は駅のホームでそのままの姿で茹でガニが
売られていまして、駅弁売りのお父さんが「ゲガニイ~」「ケガニイー」とダミ声姿で売り歩いていました
買う時は新聞紙に包んでくれて、カニを食べると沢山の殻がでますので、それにくるむのでした

(長万部:函館本線ホームは0番線ホーム、1両のワンマン運転&無人駅になっています)

SL急行が走っていた往時を偲べません!今でも札幌への最短距離は函館本線だと思いますが
沿線に都市はなく過疎化でさびれています


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (プードル)
2010-11-03 10:46:39
こんにちわ^^
蟹をどう食べるかは、客の自由ですよね。
食べたい物を食べさしてほしいですよね。
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プードルさま:僕も同感ですが? (しいたけ)
2010-11-03 18:59:41
親切な女将さんは蟹にこだわりを持っていました
大昔の長万部駅での毛蟹はユデガニだけでしたね
北海道でも食べ方に違いがありますし、蟹の身を
すくうスプーンなんてなかったね

毛蟹は甲羅を裏返しにして蟹味噌を溶いて、蟹の身をほじって投入、しばし食べないでせっせと身を
溜め込んでおもむろに箸でつまんでパクリが一番ですね

たらば蟹は大きな足をぽきりと折って、こんなに大きなの食べて良いのかしらと後ろめたい気持ちで食べてね

根室の花咲蟹はゆでる前は黒茶色のヤドカリそのものです
これも現地でゆでたてを食べるとおいしいですが
酢醤油は黙っていても出してくれます


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