ママと孫を見送った後は本別に向かいます

・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【釧路空港から本別までは嬉しい無料の高速道路が伸びています】

ママと孫を見送った後はしばしの放心状態でした、孫とはいえ子供を預かったからには責任を持って無事に返さねばなりません
飛行機と言う確率的には最も安全な乗り物ですが東京まであと1時間半あります、どうか無事について貰いたい

（ママは乗り慣れていますから「着いたよ！」の連絡もありません、これから目的の無い旅ですがどうしましょう？）


・　　　　　　　　　　　　　　【一度函館に戻って気持ちをリセットしましょう】

釧路空港から道東道の高速道路が本別まで無料区間になっていますのでこれに乗りましょう、高速道路は快適ですが長いトンネルを走行中に
夜の本格的な睡魔が襲ってきました、さらにこの区間は2車線だけの対面通行で追い越し区間がほとんどありません、バックライトモニタは故障していて
気が付かないのですがカーブでサイドミラー越しに見ると長い車列が出来ています、「今僕は眠くて眠くてたまらないのです」と
車の中で叫んでもどんどん車が列になって追いかけてきます、少し右に左に蛇行しているようにも思います

（眠気と格闘する事３０分でしょうか、僕には1時間もあったような気がします、やっとPAに駆け込むことが出来ました）


・　　　　　　　　　　【1時間ほど熟睡したら運転は快調、げんきんなもので制限速度をはるかに超えて本別に到着でした】

もうすでにママたちは東京についている筈ですし、飛行機の消息不明のニュースも入っていませんので安心です

本別に着いたら小さな夏祭りが行われていまして、今日は盆踊りの最盛期だったのです、屋台で焼肉とビールを頂いて観覧ですが
生憎と小雨が降ってきました、傘の用意はしてこなかったのでおまけのビンゴカードをお客さんにプレゼントして本別道の駅に戻って車中泊でした

（今まで床にマットを敷いて斜めに寝ていましたからベットの有難みが実感できました）



函館に戻るつもりが、今は本別近くの足寄にいます、足寄でも本日夏祭りで夜には花火大会が行われます


・　　　　　　　　　　　　　【花火フリークになったようですが、偶然です】

足寄は全国で一番面積が広い町でして、道の駅にはここが出身地の松山千春さんの曲が流れていました、今日は３年前に訪れたスナックのママさんとの会話が
とても気分が良かったので再訪するつもりでした、残念ながら雨が降ってきたため道の駅からだと少し遠いので諦めました

（いつも昼間に足寄を通過するたびに、夜来るときは必ず寄りますと念じているのでした、記念の明かり付きボールペンはいつまでも車の中にあります）

足寄には人気のあるパン屋さんとラーメン屋さんがあります


・　　　　　　　　　　　　　【このパン屋さんにはトングはありません】

一つ一つ袋に入って置かれています、お客さんは手づかみでトレイに入れていました、僕はパンのお味は分かりませんが
医者からパンを食べるなら砂糖が入っていないフランスパンにしなさいと言われてます、今日は売り切れのようで一人一本の
張り紙だけがありました

（なるべく砂糖の少なさそうなパンを選んだつもりですが甘いのもありました）


・　　　　　　　　　　　　　【このラーメン屋さんには松山千春さんの古い写真が掲げられていました】

多分彼も入った事のあるお店なんでしょう、僕には普通のラーメンのように思いました、ラーメンは東京環七界隈、池袋の大勝軒、
横浜のギトギト家系ラーメンの元祖杉田店も知っています、亡くなった佐野氏が始めた藤沢店の緊張感も知っていますからお味については比較できます

（夕方には売り切れ御免で店を閉じてしまいました、道の駅の駐車場前ですから雨も気になりません、この店に入って３５０円のコップ酒を頂き
　餃子をつまみに飲みたかっただけです）