しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

「井上靖記念館」も旭川にあるのです!

2013年09月21日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・           【「井上靖」さんは伊豆の生まれだと思っていました】

お父様が陸軍の軍医さんで生まれてまもなく韓国へ転勤になったそうで、生まれたばかり
井上靖さんは伊豆の祖母に預けられました、従って生まれは旭川なんですが、生まれて1歳までしか滞在していません

(この記念館だって沼津の若山牧水館の横あたりの松林の中にあっても不思議ではありません)



彫刻がありました、(井上家とは全く関係ありません)



竹村病院六角堂が歴史的建造物という事で、階行社と井上靖記念館の間に移転されておりました



井上記念館の敷地内に建っていますが、ご本人とは全く関係がありません



お父様が軍医さんですから、井上さんがこの病院で生まれた訳でもないのです



井上靖さんのお父さんです、赤ん坊の顔には生まれて間もないのに靖さん面影がありますね!


・             【旭川生まれの自覚はなかったのですが・・】

たった1年の記憶では旭川は脳裏に入り込む余地がありません、母からいわれて自分が生まれた
旭川という町を誇りに思っていました

(何かとってつけた「誇り」のような気がします!)



僕は小学生まで旭川に住んでましたので、小川の空き地から雪解け後に出てくる「野生のわさび」
(西洋わさび)を取りに行って、暖かいご飯の上に乗っけて、辛さにむせこんでそのまま学校に
駆け込んだ思い出は、その後に咲いてくる、山野草の美しさより印象に残っています

(「しいたけ」は誰よりも恵まれた出生を持っていると思いました!)



やはり青春の多感な時代は伊豆で過ごしたのでした!


・         【旧制沼津中学といえば「見習い様」は後輩かしら?】

やはり無理やりに推理致しますと、井上靖さんの切り口で分析すれば見習い様と僕とでなんらかの共通項が
出てきます、時を同じくして今頃北海道へも行ってます、ますます絡んだ糸を解くと何らかの
因果関係が隠れているようなミステリアスの関係に気がつきます

(同じ時期に伊豆に住みました、僕と同じ旭川生まれの井上靖は沼津中学で見習いさまとご一緒です
 見習い様と僕は市が違いますが、同じ住まいの神奈川県なのです)

のん兵衛与太郎の「しいたけ」とアカデミックでマラソンマンの「見習い様」に「井上靖」という
最大公約数があるのでした

晩年は楼蘭や西域小説で筆を振るいました、情けないことに読んだのは山岳小説の「氷壁」位ですし
世界を又にかけて走りまわってるのは「見習い様」の方です



有料「記念館」でも200円で入る事ができます、300円以下なら許せるお値段だと思います


・              【都内にあった井上邸を移築してきました】

書斎や書庫、居間まで復元しております、新聞連載小説が多かったせいでしょうか、広い居間には
編集者を待たせた椅子などが残っていて、先生がひょっこり顔を出してきそうな雰囲気が残っていました

(ウイスキーはスコッチのブレンドウイスキー「オールドパー」が好きなようでしたが、スコッチならば
 シングルモルトなのです、「通」ならば「ラフロイグ」のような「正露丸」の香りを楽しむのです)

俄か知識を振り回すからいつも足元みられて軽蔑されるのです、ウィキペデイア人間は飽きられますね



晩年は新聞連載小説が多かったです、博学&博識で山登りや旅行家でありますから依頼が多かったのですね


・               【新聞連載小説の一覧です】

新聞社だって皆さんに読んでもらうからには評価の高い、文壇の巨匠に書いてもらえば間違いありません

数多くの手書き原稿も展示されておりました


・              【一通り回って記念館を出ようとすると!】

会館して1時間、お客さんは僕一人でしたから、待ってましたとばかりに説明員さんが登場してきました、
20分ほどで説明が終わりますが宜しいでしょうか?うんも寸も無く、書斎へ案内されて蔵書に囲まれて、
井上靖さんが小説を書いている姿などを見てきたかのように説明です

引き続いて居間へ回って蔵書や置物、展示物などを一生懸命に説明してくれます
旭川で生まれたのは確かですが、本人の思い出は母から聞いただけなのに郷土の誇りとして良いのでしょうか?

(伊豆での「思い出」の方に興味が残りました)

伊豆の祖母の写真が靖さんにそっくりでありました!



朝夕は涼しくなったとはいえ、日中はまだまだ暑くて長袖Yシャツは1日だけになりました
どうしてお役人様のおっしゃることに矛盾が多いのでしょうか、東京では0でも印刷してねが、
神奈川だと0だと印刷しなくてよろしになってます、どちらが正しいのでしょうか、従って直ぐに対応すると
後からまた直さねばなりません、すると現在の発表は「予定」になってますのでこれからも
変更の可能性がありますだって!

(ふざけんなよ、お役人さま弱い者いじめしないで下され、予定なんか発表せずにちゃんと
 「決定事案」だけ発表してけれ!)

発表されているのに個人の判断で指摘が異なるのはいかがなものでしょうか?
役所によって優秀さが違い過ぎますね



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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2 コメント

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井上靖といえば (城ヶ崎-見習い2号)
2013-09-24 20:54:33
わが長泉町のクレマチスの丘に文学館があります。こっちも是非訪問してください。クレマチスの丘でランチはおしゃれですよ。
 はい、不肖私、とお~い後輩になりますね。高校の図書館には記念コーナーがありました。もっとも芹沢光治良の方が扱いが大きかったような。
 三島から徒歩で通学したそうですので、5kmを歩いたのでしょうか?昔の人は良く歩きますからね。
 もっとも路面電車があったので使ったと思いますけど。
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見習い様:沼津と聞いて思い出すのは? (しいたけ)
2013-09-24 21:12:00
丸天という大盛食堂です、長泉町で思い出すのはガンセンターと工業団地です
工業団地にはお客さんがありました、昔回線の接続を間違えて東京~長泉間の
電話代が50万を超えて半分弁償のつらい思い出です
今のようにADSLでネットが使える時代でなかったのでして市外通話が24時間
つなぎ放しで1か月分の料金請求が来てしまったのです

(知らない事は恐ろしいね!)
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