しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

2012年夏:北海道バイク旅(帯広:ばんえい競馬-2)

2012年09月17日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・          【馬券を買わないのは子供達と「ひやかし組」と僕です】

マークカードへの記入、馬券の種類について初心者へやさしく解説してくれるコーナーがありました
予想紙を売る売り子さんも3人ほど出ていましたが一人は休業です

(初心者に馬券の買い方を親切に教えてくれます)

普通のギャンブル場でも「のみ屋」に「コーチ屋」というアンダーグラウンドの職業もありますね

ギャンブルはやりませんので、売店等見ながら場内の探索です、直線コースの短いコースですから
馬券の販売建屋も一直線にコースと平行してあるだけです

(昔は来場者も多く手売りの穴場が並んで賑やかだったのは想像できます)



ギャンブル場には仕事で行きますが、関係者は場内で馬券や車券は買えないのです

(両替してくれる正規のおじさん、おばさんの姿もありません!)


・         【マークカードでの自動券売でなく手売りの穴場もありました】

(このガラスは幾つかの騒擾事件を経験していますから超強化ガラスなのです、ひ弱そうに
 見えますが金属バットで殴ってもびくともしませんので良からぬ考えは諦めて下さい)

皆さん慣れた手つきで自動券売機のほうでマークカードを挿入しています

(懐かしい手売り馬券売り場は空いていまして、穴場のおばちゃんは3名程度で
 閉まった穴のほうが多いのです)

昔は穴場に連勝複式の馬券の看板が掲げられて、お客さんはまるで「かに」のようになって
投票券の札がある穴場へと移動するのでした、ベテランのおばちゃんになりますと一穴場で
2種類の投票券を販売していました

(この時にスリの被害に合う人が多く、捕まえる刑事さんも私服ですから、どちらが
 真犯人なのか判らない位、失礼ながら職業とはいえ刑事さんのほうがいかにも犯人らしい
 顔になっているのを見たことがあります)



スタートして第一の丘を乗り越えた馬はここで呼吸を整える為に、お休みを入れます

(一気に二つの丘は登れません)
     

・         【レースは一直線を一気に駆け抜ける訳ではありません】

スタートしましたら、シャンシャンと鈴がなって一斉に出走して、前足は肩から逞しく
上下動して、最初の丘に向かって走りまして、越えた所で「一休み」を入れて呼吸を整え、
おもむろに再発進しまして、この時の「間」の取り方で順位が入れ替わって見てる側は
じれったくなるのです
当然レースは締め切ってますから、この時点で馬券は買えません!

(最初の丘を登れない馬はいないと思います!)


・          【二つ目の山が旨く超えないといけません】

馬だって一つ目の山越えで十分疲れてます、ここで「むち」を当てられるのは可愛そうに見えます

(「むち」の打ち方だった、騎手さんが一度そりを降りて、馬を前方に押しやるように
 お尻に向けて全力で打ってます)

最初の丘を一気に上って調子付くかと思えばここで逆転されますから勝負はわかりません
中には二つ目の山を越えられなく、その場で馬具を解かれてしまう可愛そうな馬だっているのです

(1頭だけ残されて、レースの最後に仕方ないなあ!と言われて寂しく去っていくのです)

落ちこぼれさんはどこにでもいらっしゃいます、ゴールまでたどりつけない人生なんて
ちと恥ずかしい!

(まるで僕を見ているようです!)

通常の競馬場では見られない光景です、馬券は買いませんが最後の馬がゴールするまで
声援を送りました!



競馬は馬と騎手とお世話する馬ていさんがいて成り立っています、ヨーロッパ系の大型の
馬を育てる一家もあります、売り上げに比べて「ばんえい競馬」は経費倒れとなって
いますが、中央競馬の場外馬券も発売、ファミリーを呼んで競馬場全体で懸命に収益
を上げようと頑張ってる姿勢は判ります

(「ばんえい」は収益だけではありません、北海道の無形文化遺産と思って農水省も支援して戴きたい!)



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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