自然への誘い

自然の中に飛び出し、思い切り背伸びしてみませんか。

昨夜は、仕掛け作り

2006-07-06 09:55:30 | 釣り
 連日の雨には閉口する。でも、雨が降らないと困る生き物や生物がある。
しかし、何でもいき過ぎは考えものですよね、
度重なる九州や紀伊半島の大雨、テレビニュースで和歌山県の日高川の濁流を見たが、鮎師として真に心が痛む。
関東も同じような事がいえる。こんな日々続くと、
     鮎師は天を仰ぎ
       「もう夏も終わりだ、鮎釣りが出来る日がだんだん無くなる」など    
 とこぼすと、
         「なに言っているんだ!まだ梅雨も明けていないのに」と笑われる。
でも、本当なのです。これが鮎師の気持ちなのです。鮎釣りが出来ない日が続くと、特に週末アングラーは深刻だ、
 5月15日に栃木県の思川が解禁、3年連続の減水の解禁日であったが、チビ鮎がそこそこ釣れ、八ヶ月ぶりにチビ鮎ながらはっきりと分かる当たりに歓喜したのもつかの間、
その後は減水となり、今度は6月中旬の警戒水位を超えるような大雨、今だ、まともな釣りが出来ない。
幸いに埼玉の荒川が釣りになっているので良いものの、鮎が出来ない日々が続くと、
今年はあと何回竿を出せる?とカレンダーをながめ、短い鮎のシーズンが無為に過ぎ去るのを黙って待つよりし方がないのですよね、
行き場(心も)のない鮎師、怒り?を何処にもぶつけることも出来ず、悶々と過ごす。
 鮎つりだけが人生ではない、と分かっているのだが、
鮎師とは悲しい生き物?である。
 短い一生を懸命に生き、そして終える鮎、人も毎日を悔いなく精一杯生きたいものだ、(本当は生かされているのだそうだ)その鮎のように、
 昨夜は仕掛け作りでひと時を過ごした。不思議と気持ちが落ち着いた。
     「梅雨よ、早く明けてくれ!」
9~10日長野県の千曲川(更埴)に遠征の誘いがある。
天候そして水次第となるが、今から楽しみにしている。
 九州地方、関西の大雨どうか御気をつけ下さい。


          「メタル007」



        「鼻カン周りはシンプル」