自然への誘い

自然の中に飛び出し、思い切り背伸びしてみませんか。

思川の鮎つり

2010-08-28 18:56:18 | 釣り

 

昨日は実に一ヶ月半振りの思川釣行である。
先週の日曜日に仲間三人が出かけたが、幾日か前の大雨でアカが飛んでしまい水量も多く白川の状態、釣果も一匹、二匹、オデコという状況であった。

「一週間もすればこの暑さだ。アカも付き、最高の状態になるよ、」と言うわけで、好転間違いなし、と判断し一人での釣行となった。
今日選んだ場所は<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="09:栃木県小山市;" Address="小山市">小山市</st1:MSNCTYST>役所裏(観晃橋の下流)である。

思川には8時半に着いたが、平日とあって釣り人の姿はまばらで、私が入るオトリ屋さんの少し上のポイントは誰も居なく、少し上の瀬に一人、対岸に三人だけである。

ポイントを見下ろすとネバ脇の石が入っている筋は黒く磨かれている。


あちこち見て回ったが「ここしか無い!」と選んだポイントである。

オトリを送り出したのが9時丁度、

開始直後、竿を引っ手繰られる様な強烈な当たりと引き、

「キタ!」


掛かり鮎とおとりが急瀬の中に入り込もうと下流に向って突き進む。

今日の竿は引き抜き急瀬の9メートル、この愛竿が弧を描く、腰程の深さの滑る流れの中、竿を矯めながら下る。

そしてタイミングを見て鮎を引き抜く、タモに納まったのは21センチ程の綺麗な鮎である。


今日は幸先がいいぞ!

この掛かり鮎をオトリにして同じポイントに入れる。

この良型の鮎にアタックしてくる野鮎はいったいどんな鮎だろうか。

期待が高まる。


間もなくして目印がフワフワと上流へその直後強い当たりと同時に2匹の鮎が瀬を駆け下る。

「キタ!」

鮎はぐんぐんと下流の急瀬の落ち込みの中に入り込もうと疾走する。


急瀬の中に入ってしまったらまずい事になる。

竿を上流に倒し矯めながら自分も下り無事に取り込んだ。

3匹目もこんな調子で掛かる。

対岸の釣り人の余所目の中、私だけが入れ掛かりである。(これって、最高にいい気分)


4匹目は痛恨の高切れである。

前当たりの直後、強い当たりと同時に例の如く竿を矯めているとき

バシ!と0,3号のナイロンの道糸が切れた。

鮎の姿も見ていない。前に獲ったおとり鮎と共に放流、

残念!大きかった!


しかし、それ程悔しさは残らない。二匹の鮎との格闘の末の出来事、今度は獲るぞ、こんな気持ちの方が強い。

糸を張替え再度釣りの開始、

またまた掛かる。


対岸の人は全く駄目で上に下にと移動するが掛からない。

こんなものなのである。

釣れるも釣れないも先ず場所、そしてオトリの元気度、最後は技量、この3条件を満たしていても駄目なときもある。


この後、高切れ2回、ハリス切れ、ハナカン回りの切れ等が3回の無駄が多発、

この外ガツン!と当たるが針掛かりしないのが多数、針の号数を変えたり、チラシ針に変えたり工夫をしてみたのだが、


昼食を挟んで同じ場所で釣りを続行、午後になって両脛脇が攣りそうになるというか、我慢できない今まで体験した事がない、異様な痛さで釣りを幾度か中断、その都度岸に上がり足を揉んだり叩いたりしたが治らず、止む無く早上りを決心、


3時少し前までに10匹の釣果、大漁と言う訳ではないが、瀬を貸し切り状態で釣る事が出来、ここのところ千曲川に通うことが多かったが、今日ほど強い当たりと引きは久しぶりの事であり、満足度は150パーセント、高切れ、仕掛け切れ等が多発したが、これも面白いものである。


数を釣るばかりが鮎つりではない。(やせ我慢?)

いかに怪我無く楽しく遊べるか、と思っている。

何時も書くことだが、素晴らしい自然の中に身を置ける事の幸せ、これに尽きると思っているのだが。 


今日も雷雨等にも遭遇することなく楽しく遊ぶことが出来、健康に自然に感謝の一日であった。

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 夢中になるものがあるって幸せですよね!

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          昨日の思川
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千曲川鮎釣り報告

2010-08-08 20:47:32 | インポート
昨夜に激しい雷雨があった様で朝方は濁りが強く、また一週間前の1メートルの増水の影響でアカ付きが完全でなく苦戦、坂城大橋の下流右岸で竿を出したのですが1日粘り10匹、疲れました。
型は前回より大きく20センチ平均、明日は何処で竿を出すか思案中、


千曲川の鮎つり

2010-08-04 10:22:52 | 釣り


8月1~2日、今回は一人で千曲川(更埴)へ出かけた。
連日の雷雨の後遺症も消え、状況は良いと考え、おとり屋さんの話でも上流で雷雨の予報も無く大丈夫だろうとの事で夜の明けぬ内に出発、

坂城大橋のおとり屋さんで大きなおとり(22センチぐらい)を購入し左岸の橋下で7時半に竿を出す。
開始して間もなく一寸油断したすきに根掛り、大事なオトリを放流する羽目になってしまった。
弱り目に祟り目、今度は鮎が掛かり取り込み中に痛恨の高切れで戦意喪失、仕方なく下流に行ってみるか、と大正橋の下流のおとり屋さん前で竿を出すことに、

支度していると常連さんが声をかけてきて「余り良くないよ」との事、確かに釣り人は数える程で竿も曲がらない、川に下り様子を聞くと矢張り駄目だという。
でも折角来たのだからと1時間ほど竿を出したが、16センチほどの痩せた鮎が一匹、おまけに腹掛かりという始末、

近くにいた東京立川から来たという二人ずれと話をし、河原で早めの昼食、さて、これからどうする、オトリも元気、このまま上がるわけにもいかず、前回竿を出した川瀬裏に行ってみたが、流れに勢いが無く暫く上下でやってみたが駄目で(周囲の人もだめのようだ)矢張り上流が良いか、と最初に竿を出した坂城大下右岸で竿を出した。

ここはハミ跡もアカ付きもよく、小型ながら6匹を釣り早上がり、鮎釣りのハシゴをするようでは駄目、これが初日の総括である。
どんな場所、どんな状況下でも上手な人はそれなりの釣果を上げるが、まだまだ修行が足りない私である。

早めのホテル入り、そして、お気に入りの硫黄泉に入り疲れを癒し、
夕食ご早めに就寝、朝までぐっすりであった。

二日目は昨日と同じ坂城大橋下の右岸で竿を出し、小型の鮎8匹の釣果で納竿する。
今年の千曲川は少しばかりおかしい様だ。
例年の今頃なら23センチ以上の大鮎が場所を選ばずそれなりに掛かったものだが、今年はこんなことはない。

いったい、あの大鮎は何処に行ったのだろうか。
不調に終わった今回の更埴であったが、何時も書くのだが、素晴らしい自然の中に身を置ける幸せ、そして何よりも健康に感謝の二日間であった。
帰路は高速道路の渋滞も無く、横川SAで休憩し、土産に野沢菜と釜飯を買い、珍しく明るい内の帰宅であった。


        大正橋下流の瀬、下流を望む

       上流の大正橋を望む