映画@クレイドル・ウィル・ロック/CRADLE WILL ROCK

2006年09月18日 12時24分07秒 | 映画 か行
1930年代、大不況のアメリカでは失業中の
多くの演技人を本業に戻すため
“フェデラル・シアター・プロジェクト”を発令

22歳のオーソン・ウェルズはそのプロジェクトで
採用された「ゆりかごは揺れる」演出を担当
しかし、初日前日に内容が非米的だと上映禁止になってしまう
果たして「ゆりかごは揺れる」は幕を上げることができるのか!


30年代ニューヨークの演劇界の実話を基にした作品
失業に苦しみながらも、芸術を守ろうとする人々の姿を描いた
群像劇なのだけど、その時代背景がちょっと難しい。。
ピンと来ない場面が多かったかな。。深いわ。。
でも、皆が同じ目的を持ち立ち向かう姿というのは
今も昔も、感動もんだよね
ラストの劇場のシーンは最高~!!
グっと来たな~。。全員がかっこいい!!

そして、フェデラル・シアター・プロジェクトのリーダーの
女性の言葉のひとつひとつが素敵
「フェデラル・シアターが終わっても演劇は未来に羽ばたく
私たちは船を送り出した」
一番印象に残る言葉だったけど
演劇に限らず、今こうして色々なモノを目にしたり
体験したり出きるのは、過去に苦労し努力して来た人々の
お陰なんだ、としみじみと思ったりもしてね

そして、出演者が豪華なところが、みどころかなー
女優志願の少女にはエミリー・ワトソン、いい女優さんだなー
ムッソリーニの元愛人はスーザン・サランドン、好きだわ~
資本家ネルソン・ロックフェラーにジョン・キューザック
その姉のジョーン・キューザック
ビル・マレーやジョン・タトゥーロは味があっていいし
ジャック・ブラックも出ていたり、全員がキャラにぴったり
ビル・マレーの腹話術の声は本人なのかな?上手すぎなんだけど
演じるたくさんの俳優陣の気迫が、伝わって来るし、
セピアカラーな映像も本当に美しい
かなり、見応えありの映画だね~


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