映画@バッド・エデュケーション/BAD EDUCATION

2006年08月05日 11時38分44秒 | 映画 は行
1980年、スペインのマドリード
新進映画監督のエンリケは、若くしてすでに
成功を収めていた

そんな彼のもとにある日、少年時代の親友イグナシオが
脚本を手に突然訪ねてくる
神学校寄宿舎では強い愛で結ばれていた2人だったが、
イグナシオの変貌ぶりに戸惑い、疑念を感じてしまうエンリケ
一方で彼は、差し出された脚本の内容に惹き込まれていく
そこには少年時代の彼らの一途で純粋な愛と、
それを引き裂く悲劇が綴られていたからだ。。

2人はその脚本を基に自伝的な映画の撮影を始める
しかしその後、エンリケはイグナシオの大いなる秘密を
知ることになるのだった。。

かなりディープなホモセクシュアルの世界
しっかしこの話、監督のペドロ・アルモドバルさんの
半自伝的作品っつーんだからすっごいねー
感動する映画ではないけれど、
主役のキレイな2人の演技は見応えありだし、巧い!!
イグナシオが俳優になりたくて、エンリケを尋ねて来る
彼を帰した後に、「仕事に飢えている俳優は、色気がない」みたいな
セリフがあったけど、そうかもしれないなーなんて思ったり
主役級の女性がひとりもいないというのも、なんか納得

だけど、少年に恋をしてしまう神父!これがキモイ!!
悪い教育者っ!!あんな神父イヤだ!!そして晩年にも。。
まっ、確かにね、美しいモノは誰が見ても美しいけれど。。
やっぱり、性癖っていうのは変わらないものなのねー

何気に観ていたんだよねー、以前からこの監督の作品を
やっぱり、どれもちょっと重い人間ドラマ
どこにでも転がっていそうな話しじゃないし、
自分とはかけ離れてすぎてるかなーとは思うけど、だからこそ
興味深く、作品に引き込まれるんだろうな
禁断の愛に欲望に。。さらにこの映画では、サスペンス的に、
謎も解き明かされていくから結構面白い

映像の美しさ、奇抜なセット、ドラッグクィーン
どれも私の好きなタイプかな♪

 

このポスターにも、妙に魅かれてしまいましたわー



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2 コメント

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こんばんは (カオリ)
2006-08-11 22:23:35
この作品いはド肝を抜かれました。しかも半自伝的か~と思うとなおさら・・・。ガエル・ガルシア・ベルナルもすごい。

この作品、ちょっと忘れられない映画になりそうです。

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こんにちは (satty)
2006-08-17 13:52:29
カオリさん

コメント&TBありがとうございます♪

地味ながらインパクトの強い映画でしたよね

監督さんの体験あっての作品なのでしょうか、

ホント凄い!





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