孤独を楽しむ

高校一年の息子は周りを気にしながら
それでも過剰に人に合わせることなく
なんとなく自分のペースを作っていく時期になったようだ

10名近くの同中学出身者が同じクラスにいるのに
遠隔地から越境で通学しているとクラスメートに思われたほど
誰とも特に話をせず
弁当もひとりで食べているみたい

それだから
淋しいとか
何か不都合だとか
感じているとしたら
ちょっと可哀そうだと思っていたが
そうでもないようだ

人はそれぞれ違う
違うのに無理に迎合したり
媚びたり
ひとりを避けるために無理をすることはない

ひとりでいられるということは強い
自分で何でも決めるということだ

大勢や強い言葉や
大きい声に引きづられることなく
自分でいられることだ

ひとりは楽しい
孤独の楽しさを知る人になってほしい